ブクログにレビューを書こうと思ったのだが、本作へのリンクが何処にもないので致し方なく此処へ。
上野にある国会図書館分館にて読了。
第1章「色心不二」、第2章「因果とは」までは納得できる解説であるが、読み進めるにつれて怪しげな見解が増していく。
本著の最後で語られるように、もし『この地球上から「不幸」の二字をなくしたい』のであれば、「不幸」は「幸福」との相対分別として生まれる概念であるので、同時に「幸福」をも失うことになるであろう。
本来の仏教は、その分別から離れることによって「安らぎ」が得られると教えるのであるが…。
評価 ★
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