独身時代、なんやかんやで預金だけはあった。ゼロが7個つく程度
しかし当時の俺は精神的にかなり病んでいて、預金額が減る恐怖と、カネを使うことなくこのまま死ぬ恐怖の二つを同時に抱えていた
しばらくして、両親の恩人がカネのトラブルで一家離散するレベルの危機にあると知り、この恐怖から解放される唯一無二のチャンスと直感した俺はコンビニのビニール袋に福沢諭吉をあるだけ詰め込んで実家に突入した
心の平穏を得て半年ほど経った頃、恩人の孫という人が自宅に現れ、なんやかんやで数年後俺の嫁になった
そういう経緯なので、口さがない連中からは色々言われた、というか多分今も言われている
まあどうでもいいや