久しぶりにあいつに合う
行動までそのままだからすげームカついた。
お前のそれはうそだろ。と思って
アイツのカッコつけを無視した。
なにが将来の希望だと。
でも、すぐ誤解だと気付いた。
例えぶつかろうと前に進みだす力がある。
そうして俺達は作り上げた。
小さな何かだったけど満足した。
でも、小さすぎるそれは、どちらかがあぶれる
アイツは、言った。ヒリヒリとやってた頃が懐かしいと。
俺は言う。そんなのはゴメンだ。
アイツは言う。だから、俺は去ると。
違うだろ、アイツは俺の居場所を守った。
だから俺はアイツの守った居場所で、同じ目を持つ奴を待っていた。
同じモノを見せたかったんだ。それを今でも信じたい。
久しぶりアイツにあった。
俺は言った。またヒリヒリした何かが出来るな!
アイツは言う。今は休みたい。
何言ってるんだよ、あの俺が言ってるんだぜ!
俺は言う。ヒリヒリした何かしたいよな!
アイツは前より少しだけ寂しい笑顔で笑う。
だから、待ってるとは言え無かった。
帰り道
目をつむると、この話をしたい人が思い浮かんでしょうがなかった。
俺はあいつを待ってると笑って話すんだ。