■ストレスから逃れるための行動

ストレスから逃れるための行動で、一番素直で正しい行動はストレスを与えてくる対象から離れることである

しかし、何か理由で、ストレス対象から逃れられない、ストレス対象を特定できない場合、ストレスに晒され続ける状況から逃れるためにストレス解消という行動にでる

これは他の欲求を代わりに満たすことで、たとえば趣味を楽しむ、買い物をする、食べ物を食べる、性的な衝動を満たすなどの行動で、ストレスを忘れられる状況に逃げる

しかしこれでは、ストレスに晒される状況は変わらず、心と体は確実に弱っていくのでいつか無理がでるし、欲求を満たそうとする過剰な行動も身を滅ぼす

一時的にストレスから逃れるためのストレス解消を続けていられるうちはまだエネルギーが残っているというだけであり、エネルギーが切れてストレス解消の行動もできなくなる時が来る

そうなれば、あとは坂道を転がり続けるように弱り続けるのみである

つまり、ストレス解消を繰り返さなければならない状況に置かれるということは危険信号であり、注意が必要なのだ

Permalink | 記事への反応(1) | 19:46

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