今後間違いなく起きる大阪のさらなる閉塞について、「あのとき都構想が成立していれば…」という妄想とともに橋下は理想の政治家として祭り上げられていくだろう。
都構想なんてものがぶち上げられてしまった時点で、いつかやらなければ必ずしこりが残ってしまうことは分かっていたはず。
もちろん都構想なんて、やっても上手く行かないことは維新のメンバーを見ればわかる。
だがこうして住民投票という形で、住民の判断を仰いで、橋下は都構想をこれ以上やらなくてもいいという免罪符を得た。
理想だけぶち上げて、理想を実現する義務を免除された。
投票もここまで拮抗した以上、都構想の馬鹿馬鹿しさを嗤うことも難しい。
これが橋下の勝ちでなくて何だろうか。
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