中学時代、TAPという塾に通っていた。中3のある日曜日に、全校舎で一斉に模試が行われた。
その回の国語の模試がちょっと桁外れに難しかった。現代文に大江健三郎の論説文が出題されたのだが
これが何を言ってるのかさっぱりわからなかった。公立高校用の模試では中3になってから
5教科とも偏差値70を割ったことがなかったので、それほど読解力が劣っている自覚はなかったが
それでもなんだかよくわからなかった。今読んだらわかるのだろうか。
返ってきた模試の国語の点数は13,4点だったと思う、偏差値は覚えていない。
現代文の他に古文と漢文・・はあったかどうか記憶が定かではないが、点数を考えると
そちらも難しかったのだろう。だが現代文の難しさ故にそちらの記憶は霞んでしまっている。
偏差値って100を超えるのだなということを実感した瞬間だった。