2014-06-25

貴方は、「自然」というと、何を思い浮かべるのだろう。


一面の新緑、無人島、南の国、愛らしい栗鼠、快晴の空か?

それとも、

吹雪、雷雲、嵐の海、枯れた平原に、灰色の空か?


はところで、どちらかというと後者連想する。

その理由は、単に目にする頻度や、印象の強さの差ではない。

私にとっては後者の方が、均整が取れていると感じるからである


中でもこれらの「暗い」自然と、それに抗い人が作った建築が、同時に存在するのは特別である

その風景は、多くの絵画音楽信仰の発想に影響を与えた。

優れた作品には、美しさだけでなく、醜さや重さまでもが緻密に描かれる。

人は影のない存在に対して、たやす疑念を抱くことを知っているのだろう。

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