就職して3年が経ったころ、持っていた本を全部捨てた。
学生時代に夢中になって読んだ書棚いっぱいの本たち。
すべて捨てさることで、それまでの自分に踏ん切りをつけ、会社員としてのアイデンティティをより確固たるものにしようとした。
会社では、二日にいっぺんのペースで徹夜して、貧乏揺すりよろしくキーボードを叩き、必死に仕事をさばいていた。
やがて書棚でほこりをかぶっている学生時代の愛読書が目に付くようになった。
気がついたら会社をやめていた。
一緒に心のブレーキも壊れた。
今や1万冊近くにふくれあがった蔵書たち。
居並ぶ本たちは、ただそこにあるだけで心和ませる生涯の伴侶のようでもある。
そこには、少ないながらこれまでに書きあげた本も一緒に並んでいる。
付属物!? 逆に!!? にしてもよく1万冊近くも集めたな。 持っている・読んだ事ある本の数=そのひとの人としての厚み(心の豊かさ?)とも言えるんじゃなかろうか。それだけが...
でもさー、10000冊って、1日3冊読んでも10年かかるよ。自分は軽い文庫本だと2時間で1冊くらいで、仕事のある日は読めても3冊。 蔵書5桁の人って、どういう内容の本を、どれくらいの時...
ラノベやコミックスも数に入れていいなら。1冊30分かかりません。 通勤電車の行き帰りで1~2冊読みます。一人で夕食するときは、夕食後ゆったりと、1冊。 新書や技術書のたぐ...
1日三冊しか読まないのか…と、逆に自分の中毒ぶりを自覚した。ありがとう。 仕事忙しくて仕方ない時でも三冊以上は読んでいた。
アナトール・フランスの膨大な蔵書を前に。 客「これ全部読んだの!?」 アナトール・フランス「読んだわけないじゃん」 という逸話があった。
AIに小説の筋がわかるようになったらこの増田は付属品としての意味すら喪失するのだろうか。 でも人間がよんでもわかりにくい小説ってあるからなあ。ハルキじゃなくて龍とか。 「...