離婚を知ってショックを受けた。たまにWEB上で見聞きするだけの遠い人だからか、幸せそうなイメージがあって、実際幸せな道のりだったのだろうと思うが、離婚するような印象が全くなかったから、吃驚した。なぜ知り合いでもない人の離婚にショックを受けるのだろう。そうあってほしいと思っていたのか。
(この度のことというわけではないけれど、それまで幸せだった状況や人間関係に、やっぱり結婚なんて駄目だとか男女の間なんて所詮~だとか、それまで大事にしていたものを今度は忌々しく打ち棄てるような場面を見ると、なんだかやるせない。)
自分が持っていない幸せをうらやましく妬ましく、時に憎いと思うこともある。だか、そういう幸せがあるのはよいとも思う。そうじゃなきゃ夢がない。指針やモデルケースとしても見られるし。
それから、離婚を卒業と呼ぼうと何だろうと、おめでとうという気にはならない。というより、結婚生活からの卒業と呼ぶのも変な気がする。それを新たなスタートとし前向きにとらえてこれから生きていく決意をする気持ちはわかる。新生活はいつも大変だと思う。でも、もし初めの想いとして末長くともに生きていきたいと願ったとしたら、やはり離婚とは破綻であるから。軽い気持ちだったわけではないだろうし。離婚は離婚だ。リアルの知り合いならなにやってんだ程度のことは言いたくなるかもしれないが、色々難しいんだろう。