アメリカからやってきた珍しくておいしい食べ物のお店というストーリーがあったはず。
7-11やローソンがアメリカのチェーンと契約して店の名前を使わせてもらっていたのも、業態の獲得というよりもストーリーの獲得の側面が大きかったのかもしれない。
近所のおっさんがはじめたお店よりも、アメリカからやってきたといったほうが、箔が付く。物語性がある。
近所のおっさんががやっていても、アメリカからきた看板があれば、看板に目がいって、近所のおっさんのことは気にならない人がほとんどだ。
無農薬りんごも有農薬りんごもりんごはりんごで、たいして変わらない。無農薬ストーリーにいくら払える余裕があるかだ。
お金が余っていたら、金を余分に払ってそのようなストーリーに酔いしれればいいし、お金がなかったらストーリーの虚構を見抜かなくては生きていけない。
地方のロードサイドに進出した時点で、「アメリカからやってきた珍しくておいしい食べ物のお店」というかなりの部分は、日常に埋もれて崩壊してしまったのだと思う。
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