2013-11-20

http://anond.hatelabo.jp/20131120114753

学術的には大問題に決まってるよ。

実数に対してアーベル群の構造を入れて議論するのかそうでないのか、という話なので、それによって全く別物の構造になるよ。

もちろん現実(の物理)を良く説明するのはアーベル群の方だよ。

非可換が重要意味を持つ物理というのもあって、一番有名なのは量子力学の交換関係[x,p]:=xp-px=ih_barというもので、これはリー代数と呼ばれる代数構造対応しているよ。

まり量子力学世界では非可換なリー代数構造物理をよく説明するわけで、ここでは可換な代数構造全然役に立たない。

可換な構造を利用するか、非可換な構造を利用するかは状況によって完全に決まるものであって、文科省だか何だかが自由に決めていいものではないよ。

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