(漫画名と作者名とで比較の俎上に挙げているのは勿論敢えてだ)
どっちかを否定するのではなくどちらも楽しめる身体であることが、漫画を読むうえでは重要なんではないだろうか。
何が言いたいかというと、漫画を読んでいる人の中には「市川春子」的なものを崇めて、ことさらに「テラフォーマーズ」的なものを否定する向きが結構あるということだ。
まぁわかる。それはまぁわかるんだ。どちらが芸術的か、高尚か、商業主義的か、俗っぽいか…こういう議論は結構目にする。ただこれに関してはこの文では措く。超措く。措いておく。
でだ。どっちも楽しめたほうが最強ではないか、と思うのだ。
二つの漫画は、どっちがいいとかどうとかあるだろうが、まぁかなりタイプの違う漫画だと思う。漫画の宇宙のかなり離れたところというか、全然違う物質で形成されているというか。
だからこそ、二つの漫画をちゃんと読める身体を持っていないと、漫画宇宙の統一理論にはたどり着けないのではないだろうか。
漫画通(漫画読みというのか?)を気取る、装うのならば「市川春子」的なものを崇めるだけの身体では不充分なのだ。同時に「テラフォーマーズ」を充分に楽しめる身体が必要なのだ!
――この文章を21位の開紀に捧げる。
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