生活保護の話になると集団生活をさせるべきだという意見が出てくる
それを俺はコストがかかるという理由で反対した
だが、知的障碍者をメインに受け入れている共働学舎という施設では一人当たり6万円程度の負担で済んでいる
もっとも、この手の施設がある場所はド田舎で、人数も非常に少ない
全施設合わせても50人程度しかおらず、仕事は農作業やパン作り・酪農・陶芸などがメインだ
しかも、6万程度の負担で済んでいるのには農作業やパン作り・酪農を通じて得たものを販売し、
賛助会員という形で金を集めているからだ
この形態を全国に広めたとしても、都市部で同じことをやるのは非常に難しいと思う
(それができるなら、作業所の工賃が200円前後という低水準で推移するはずない)
ただ、一人当たり6万円というのは非常に魅力的だ