暴力の肯定論者は正確には暴力の発散を肯定している。言いかえるならば、それは短期的視点からの発言なのであーる。
しかして暴力の否定論者は悪の発生を否定しているのでありまして、それは長期的な視点にたってのものなのであるということである。
この部分の混同をおこなうとオカしなことになるわけである。中途半端なワルにありがちな暴力ゆえの不幸であるとか。
暴力反対平和主義の人が過剰に暴力を否定して周囲や自身に不幸をもたらすといった茶番劇であるとか。そういうことがあるので
暴力の是非について論じる時には発生と発散、長期と短気にわけるべきなのだ。