2023-09-19

増田が俺のベルトに手を伸ばした。

 引き抜くと、俺の制服ズボンのチャックを下ろしてしまう。

ダメだって

「でもお前勃ってんじゃん」

 灰色ブリーフの中でしっかり形を主張するそれを増田が撫で上げる。

 俺は顔から火が出そうな気持ちで、首を振った。

 増田は俺のズボン下着を一気に膝まで下げると、俺の勃起したモノをまじまじと見た。

「お前そこも薄い色してんだな」

 興奮しても濃いピンクしかならないそれを見て、感心したように増田が言う。

 全体的に色素が薄い俺は、乳首もそこも恥ずかしいくらい桃色だった。

 いきなり増田が俺の性器をぎゅっと掴んだ。

 あまりの衝撃に、俺は声も出せずに目を見開く。

 増田は俺の隣に寝ころぶと、筒状の手をゆっくり上下させ始めた。

「ふ…ぅう」

「こんな少しで感じちまうんだな。エロい奴」

 増田は俺の耳元で囁くと、そのまま耳の中に舌を入れ、舐め始める。

「だ、だめ。耳は…あっ」

 ゾクリと俺の背を快感が駆け抜けた。増田が更に激しく手を動かす。

増田、離して。イッちゃう

「いいぜ。イケよ」

 増田は余裕の笑みでそう言うと、尿道を固い親指の腹でぐりりと詰った。

「っつつぅ」

 その瞬間、俺は増田の手に大量の白濁をぶちまけていた。

「ごめん」

 荒い息をつきながら涙目で謝る俺の前で、増田は無表情に白濁を眺めると、俺の両足を持ち上げた。

 露わになった後口にその白濁を塗り付け始める。

「ちょ、何して」

 自分でも見たことのないような場所増田視線が集中しているのを感じた。あまつさえ自分の出したもの滑る指がそこで蠢いているのだ。

 羞恥で死にそうになった俺の中に、増田がつぷりと人差しを埋めた。

 俺はその瞬間、血の気がざっと引いて、気がついたら増田を思い切り突き飛ばしていた。

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