拍子は曲の1小節あたりで基準となる音符がどれだけ入ってるかを示すもの
4拍子は何かの音符(ほとんどは4分音符)が4つ入ってるから4拍子で4/4(4分の4拍子)
1小節あたり8分音符が4つなら4/8(8分の4拍子)
3拍子なら4分音符が3つで1小節なら3/4、16分音符なら3/16になるわけだ
8ビートは1小節に8分音符に相当するリズムが8個入ってるから8ビート
分かりやすいのはドラムでリズム刻んでるやつだけどドラムとインストやヴォーカルが分担する場合もある
これを16分音符に置き換えたのが16ビート
だから、何かの曲の解説で8ビートだの16ビートだのが出てきたときは、その解説をする人や聞く人にとって常識的に把握できる4拍子が念頭に置かれてるし、
それを作る人もまあだいたいはその常識のうちで作曲してる。少なくとも出版される楽譜はそうなってる
しかしながら、例えば3拍子の曲で8ビート風のリズムを取るならそれは6ビートになるべきか?16ビート風なら12ビートになるべきか?
というとそうはならない
12ビートといえば4/4を12等分したものを念頭に置くし、そのだいたいが12/8で説明される
しかし12/8で説明されようとも結局は8分音符3つ分でひとまとまりにするケースがほとんどだし、そういうリズムパターンで作られた曲は4拍子的だろう