2022-03-26

anond:20220326014837

拍子は曲の1小節あたりで基準となる音符がどれだけ入ってるかを示すもの


4拍子は何かの音符(ほとんどは4分音符)が4つ入ってるから4拍子で4/4(4分の4拍子)

1小節あたり8分音符が4つなら4/8(8分の4拍子)

3拍子なら4分音符が3つで1小節なら3/4、16分音符なら3/16になるわけだ


8ビートは1小節に8分音符に相当するリズムが8個入ってるから8ビート

分かりやすいのはドラムリズム刻んでるやつだけどドラムインストヴォーカルが分担する場合もある

これを16分音符に置き換えたのが16ビート


から、何かの曲の解説で8ビートだの16ビートだのが出てきたときは、その解説をする人や聞く人にとって常識的に把握できる4拍子が念頭に置かれてるし、

それを作る人もまあだいたいはその常識のうちで作曲してる。少なくとも出版される楽譜はそうなってる


しかしながら、例えば3拍子の曲で8ビート風のリズムを取るならそれは6ビートになるべきか?16ビート風なら12ビートになるべきか?

というとそうはならない

12ビートといえば4/4を12等分したもの念頭に置くし、そのだいたいが12/8で説明される

しか12/8で説明されようとも結局は8分音符3つ分でひとまとまりにするケースがほとんどだし、そういうリズムパターンで作られた曲は4拍子的だろう


とにもかくにも現代の音楽シーンで4拍子というのは強力な磁場を持っている

そういう環境下にあるならたいていの人間は2拍子2小節分で4拍子1小節解釈するのが自然というものだろう

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