2021-10-31

副反応

2ー3日続いて落ち着くのが普通だがずっと続く場合おかし

接種後1週間運動はしない。危ない。

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TTSの特徴

ワクチン接種後4-28 日に発症しま

頭痛めまい麻痺、失語などの症状を呈します。

血小板が減少します。

④凝固線溶系マーカーが異常値を示します(D-ダイマー著増など)

⑤抗血小板第4 因子抗体(ELISA 法)が陽性となります

などの特徴がが挙げられます

頻度

TTSの発生頻度は1万人から10万人に1人以下と極めて低いようです。

診断

1)TTSを疑う臨床所見

ワクチン接種後4-28日に以下の症状

麻痺、失語、めまい言語障害  など脳卒中を疑う症状

頭痛、悪心、嘔吐視野異常   など脳静脈血栓症を疑う症状

③持続する腹痛、悪心、嘔吐    など内臓静脈血栓症を疑う症状

④下肢痛、息切れ         など深部静脈血栓症や肺血栓塞栓症を疑う症状

⑤点状出血、皮下出血       など出血傾向を伴う場合もある

2)必要検査

CTMRIエコー心電図血液検査などですが血小板の測定は必須です。また凝固線溶検査:PT、APTT、フィブリノゲン、D-ダイマーは測定が必要です。

ワクチン接種後に血小板数低下と血栓症を認めれば TTS可能性を考える必要があります

治療

TTSは新しい疾患概念であり、有効性や安全性エビデンス確立した治療法は存在しません。保険適応が認められないですが、

免疫グロブリン療法、ヘパリン使用を避けヘパリン以外の抗凝固薬、ステロイド、抗血小板薬の中止、血小板輸血の禁止、新鮮凍結血漿使用

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