2020-01-17

東京五輪を防護服聖火ランナー揶揄 ソウル日本大使館ポスター

https://www.sankei.com/world/news/200108/wor2001080033-n1.html

 【ソウル=名村隆寛】東京五輪を前に、防護服姿の人が聖火リレーで走る姿を描いて、東京での「放射能安全性」を揶揄(やゆ)するようなポスターが今月6日、韓国首都ソウルにある日本大使館敷地の壁に貼られたことが分かった。福島第1原発事故念頭に、放射能汚染があると印象づける狙いとみられる。聯合ニュースなど複数韓国メディアが報じた。

 ポスター製作して貼ったのは「サイバー外交使節団」を名乗るVANK(バンク)という団体ポスターは3種類で、東京五輪マークのほか、「TOKYO 2020」の文字や、日の丸が描かれている。

 同団体ポスターに関し、「五輪の開催成功と、選手や観客の安全放射能処理施設(の設置)を願うため、日本オリンピック準備委員会東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会を指すとみられる)に公式書簡の形で配信する予定」という。また、「五輪開幕前まで継続し、ポスターを全世界の主要な場所積極的に配布する」とし、「国際社会に幅広い共感形成されることを願う」と国際世論同調を狙っている。

 「東京五輪成功」を願ってのポスター製作としているが、日本での五輪開催に水を差すことで妨害する意図があるとみられる。

 日本大使館現在新築工事が中断しており、ポスター工事現場を囲む壁に貼りつけられた。6日のうちにはがされたようで、日本大使館関係者韓国での報道により、問題行為があったことを知ったという。

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