『ウェブ進化論』が出たのが2006年。iPhoneが出てくる前の話だ。
このときはページビューランキングだと、yahoo、mixi、楽天の方がGoogleよりも上だった。
中国では既に規制されておりBaiduが、韓国ではNaverだった。
まだ日本のユーザーの70%がヤフーを使っていた。Googleの扱いは、安いハードを使って大規模処理を行っている点が日本では注目されていたように思う。
Googleの給料はその時から30台半ばで1000万超えていたが、そこから歳をとったら60歳手前まで給料が上がる給与体系ではなく、生産性に合わせて下がるアメリカ方式で、今のように神格化されるまでではない。
2006年だと日本ではプレステ3が出た年だった。トロ・ステーションを毎日みていた人もいると思う。
同年ニコニコ動画も出た。Tiktokに通じる踊ってみたなども出てきた。
2011年、中国のGDPが日本を抜いた。これについても当時は中国の統計は信じられないから、というような反応だったと思う。
2010年にファーウェイが、革新的な企業としてFacebook、Amazon、Apple、Googleの次の5位にいるのも日本ではほぼ無反応だったかと記憶している。
2011年にファーウェイは中国企業として初めて経団連入りしているが、これもこれから中国は大きくなるから付き合いしないといけないなというような印象を受けたのではないだろうか。