いや、待って、閉じないで。
今回の悪質タックル問題で、各大学が利己的に振舞っているのが大変に興味深い。
関西学院大学が追及側として扱われているが、結局のところ関学も、自己の利益のために動いているに過ぎない。
自分の大学の学生が(おそらく)故意に傷つけられた以上、抗議しなければ大学としての格を保てないのである。
第三者委員会の設置を要望した関東の15大学も同様で、ここで逃げておかなければ、学生が怪我をした場合に保護者からの突き上げにあうから、試合を中止する方向に持っていくしかない。
関学も15大学も学生を守っているように見えるが、その実は大学の評判を守りに入っているのだ。
学生からの大学への信頼を傷つけないように、来年の受験者を減らさないように。
受験者数が減っても構わないようだ。
試合ができなくなっても平気なようだ。
そこまでして内田正人監督(=常務理事)を守ろうとしている。天晴だ。
ここまで書いていて気付いた。
よし、そう扱おう。