愛媛県今治市から逃走した平尾受刑者が広島市内で逮捕された件について気になったことがある。
平尾受刑者は広島市内の繁華街の中に潜伏していたところを、市民から通報されて、警察官に職質されて逮捕という展開になったらしい。
私が平尾受刑者の立場だったら、自分を捜している警察官の多い尾道市内から少しでも離れるという判断は正しいとして、なぜ広島市内に向かったのだろうか。
広島市内は人口密集地帯であり、尾道市内よりも人目につきやすく、発見されるリスクが高くなるのではないか。(実際に広島市内で逮捕された)。
広島市内の繁華街のような人通りが多い場所の方が、逆に指名手配犯であっても目立たないということなのかな。
逆に、尾道市内のような人の少ない街だと、目立ってしまうということかもしれない。
「都会の人間は他人に無関心である」という格言と、「田舎ではよそ者は目立つ」という格言もある。
尾道市内に潜伏するよりも、広島市内の方が人混みの中に紛れ込みやすくなるはず。
例えば東京都港区でも、住宅街ならびっくりするほどよそ者は目立つが、駅近くや歓楽街なら埋没可能だろうね。