ふつう、このくらい話題になるとみんなのハードルがガンガン上がる
するとどれほどの名作でも、超えられない高い壁がみんなの心のなかに作られてしまう
だがけものフレンズは、見始めるとハードルがガンガン下がる
いわゆる「IQ下がる」「脳が溶ける」ってやつだ
判断能力が失われる
理由はいくつかある
・登場人物がみんなポンコツ過ぎて、真面目に考えるのがアホみたいに感じられる
・みんなかわいい
・脱力するような展開、言動
つまり緩急の「緩」のつけかたが異常にうまい
(名作と呼ばれる作品は大抵「急」がうまい)
そうして、視聴者の脳が完全にだめになったところで、各話の最後に少しだけ「急」をつける
それだけでダメになった脳は「うおー!」となってしまう
他の作品だったら「小出しうぜーな」というような展開でも、けものフレンズでは「うおー!たーのしー!」だ
「強力な緩」
これは他の作品でも再現できたらすごいんじゃないかな?
具体的にどう再現するかは、クリエーターの方々がんばって
たぶんだけど、「オレツエー」の真逆をやれば良いんじゃないかと思う
Permalink | 記事への反応(2) | 12:06
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それずっと日常系アニメがやってることでは・・・
たとえばMAX緩が-100、MAX急が100だとすると 日常アニメは0〜20に抑えることで安心感を与えてるイメージなんだよ けもフレは-100を目指してる感じ 一般的な急側のアニメからすると同じ...
あのショボいCGもアホらしさを表現するためだったと思えば納得がいく