2016-08-09

アニメアンジュ・ヴィエルジュにおける闇堕ちについて

この話の世界は放っておけば滅びそうなんだが、

滅びを防ぐために活動していた人が、闇堕ちすると、

世界を滅ぼすための活動をするようになる。

ただし、上を除く欲求や価値観行為動機を与えるもの)や記憶は保たれているようである

闇堕ちの原因は、心因や内因ではない。梅毒に近いのかもしれない。

闇堕ちした人は、言いにくかっただろう今まで言わなかった本音を発することがある。

抑制が弱くなっているのだろうか。

世界を滅ぼしたら、残存している闇堕ち前からの欲求を充足し続けたり、

価値観に基づいて世界状態を保ったり変えたりするように試みたりする

ことができなくなると思う。

彼女らは、滅ぶ前に一時でも欲求等が満たされたりすればそれでいいと思っているのだろうか。

それとも、抑制が弱くなっていることと併せて、

自分の考えの整合性検討する能力が失われ、

かつての欲求(と外から特別な影響によって抱いたと思われる欲求)

に突き動かされるだけのものとなっているのだろうか。

元々世界は滅んだほうがよいと思っていたが、その考えに基づいた言動を行うことは

本人にとって好ましくない結果をもたらすと考えてこれまでは抑えていた。しかし、

抑制が弱くなって本音に基づいて行動するようになった、ということは多分ないだろう。

自分の欲求等を馬鹿馬鹿しいと思いつつも生きている限りはそれらに基づいて行為せざるをえないが、

世界が滅べばそんなことをせずにすむと思っているなら整合的だと思う。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん