他者から励まされたり、尊敬されたり、羨まれたり
それは全部きっと自分のいいところしか見えてない
そんなことない。もっと馬鹿で無知で創造性もなく、怠惰で卑しい人間だということを
自分という人間が一番よくわかってる
ただ不安で泣きたくなって消えてしまいたい想いを
誰も知らない
いつ、人の期待を裏切ってひどく落胆させてしまう日が来るのか
怯えて暮らす
ただ、ひとつ願いが叶うなら人が思う私になれますように
自分とそのまわりの人の期待通りの人生を私が歩めますように
夢がない私はより良く生きることに精一杯で
追いかける情熱もなにもないもので
ただ平穏を求めることしか望まぬ自分をたいへん蔑みたくなる衝動を
抑えずにはいられず今日もまた己の未熟さを
誰もいないところに吐き出して
怯える幼い私を守り続けるしかないのです
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