性の目覚めが早かった。
近所に住む女の子とコソコソ押し入れにこもって、まず服をぜんぶぬぐ。そして裸んぼの状態で抱き合って、お互いの乳首を舐め合った。たぶん10分くらいしたら飽きてしまって、どちらからともなくちゃんと服を着て外へ遊びに出かけてた。この遊びは何回もしてて、一種の遊ぶ前の儀式みたいになってた。
下半身にはお互い興味なかった。そこが気持ちいい場所だと知ってたかどうかも覚えてないな。とにかくわたしたちの関心ごとは乳首だった。指でさわったり舌でべろべろしたり吸ったり。
今思うと、幼い頃からよくそんなことをやってたなと思う。ちゃんといけないことだと分かってたし、どこでそんなことを覚えてきたんだろう。いまだに分からない。
まあ幼稚園前からそんなことやってたくらいだから、パソコンが家に来た小学2年生くらいからインターネットでエッチなサイトを徘徊してた。もちろんみんなが寝静まった時間に起きて。起動音がすごくうるさくてバレないか心配だったから、そんなに頻度は多くなかったと思うけど。
その時点で、下半身も気持ちいいということを知ってしまったんだよな。
そんなこともあって、わたしは子どもと接するときに慎重になる。あの子はまだ子どもだと思ってても、知ってる子は結構なんでも知ってる。なんにも知らないふりやあどけないふりの仕方も知ってる。もちろんわたしがちゃんと寝たか確認してからする両親や祖父母のセックスもばっちり見てる。