自分の中ではキチンと考えたものだったのが、世間一般には受け入れられないであろう投票先。
そんな自分が出口調査のサンプルとして選ばれてよかったのだろうか。
最初は「いやー、ちょっと・・・」とやんわりと断る口調をしたのだが、
「1分だけですから」と言われて、(まあ、しょうがないや、こんな自分を選んだ調査員の運が悪かったんだ)と諦め、正直に回答した。
鉛筆で紙に投票した小選挙区候補者と比例区政党、あとは普段の支持政党はどこか、アベノミクスを評価するか、安倍政権を評価するかのアンケートを答えるだけだった。
帰ってきた後、やはり悶々としてしまう。
やっぱり答えない方が良かったのではないか、自分は明らかに統計的に外れ値だ。
小選挙区、比例区、アンケートの結果だけを見ると「こいつイタズラじゃねーの?」と疑われるような回答だ。
断じて違う。イタズラなんかじゃない。ちゃんと考えての投票だ。
が、本当なら本当で世間にはこんなタイプの人間そんなにいないだろう。
統計学なめんなよ。
たとえば出口調査の100人のうち、お前1人が変な回答をしたとして、 実際の本番では、100万人のうちの1万人がお前と同じような投票をする 現実はそんなもん