■日本の電子書籍を買いたくない理由

紙の本と同じくらいに値段が高いから。これに尽きる。

紙の本の読みやすさや、複数のページを自由に行き戻りできること、

気になるページの位置の記憶のしやすさ、図や写真の美しさ、書き込みのしやすさ、

時にはハズレもあるけど、紙そのものの質による感触を楽しむこと、どれをとっても

紙の本には、強い価値を感じている。

あまり、古本を利用しないが、万一には、古本に売却できる価値もある。

一方、日本の電子書籍は、その価値ある紙でないのに、

紙の本と同じくらいの値段をつける。

紙の本には、プレミアがあることを感じているから、

この電子書籍の価格には、納得できない。

文字データに価値があるとすれば、それは、

どんなアプリや機器にでも、自由に持ち運びできる時で、

現状では、制限がつよい電子書籍には、

データとして、あまり価値を感じない。

もし、現状で、電子書籍の価値があるとすれば、

それは、縦にも横にも大量のコレクションが必要な、

漫画のような書籍で、これをコレクションするには

紙の本では場所を取りすぎるので、その場所への利便性として、

電子書籍に、紙と代替できるプレミアがあると思わなくもない。

それ以外の、一般的な電子書籍は、紙の本の半額程度が妥当だと思う。

Permalink | 記事への反応(1) | 13:06

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