■育休明けにこの仕打ち

GW明けから育休明けの先輩が職場復帰してきた。

ただ、先輩が戻ってくることはたった10人の同僚にすら伝わっていなかった。

部長は知ってた、課長は知ってた、若手はこっそり聞いてた人と、知らない人が半々。

先輩の席にはたくさんの資料がつまっていて、使いづらかった。

誰も片付けていなかった。だって知らなかったから。

名刺も、コンピュータも、電話も何も用意されていなかった。

部署には先輩がいない間に加わった初対面のメンバもいるが、部長からの紹介はなかった。

上司は出張中でいなかった。

時短であることの説明もなかった。

先輩は定時より一時間遅く出社して一時間早く退社している。

復帰して二週間後、朝の定時ぴったりから会議が設定された。

先輩の部署だけでなく、となりの部署も招集された。

こういう時は大体超重要な発表がある。

発表。先輩が育休から復帰しました。しばらくは時短です。

先輩はこの10分の会議のために、旦那さんに保育園の見送りを頼んだそうだ。

復帰してすぐならわかるが、どうしていま、どうしてこんなもはやいつでも変わらない案件で。

確かに部長からメンバへ紹介などすべきと進言した人は複数いる。それでもなぜこの時間でなくてはならなかったのか。

先輩はきっと、スマート対応していて問題だとも思っていないだろう。

働けるだけありがたい、とか思ってるかもしれない。

勤務時間が短くても一生懸命やるべきことをやっていくんだと思う。

先輩はこの状況でうまくやっていけるかもしれない。

でもこれから、他のメンバが同じように長く働けなくなったとき、こんなおもいやりのないやり方でいいのだろうか。

Permalink | 記事への反応(1) | 15:58

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