■家事って卑しいの？

人工知能学会誌の件、燃えてるみたいね

http://www.ai-gakkai.or.jp/%E5%AD%A6%E4%BC%9A%E8%AA%8C%E5%90%8D%E3%81%AE%E5%A4%89%E6%9B%B4%E3%81%A8%E6%96%B0%E3%81%97%E3%81%84%E8%A1%A8%E7%B4%99%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%81%AE%E3%81%8A%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%9B/
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1312/25/news141.html
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1783385.html
http://togetter.com/li/607736

ひと通り「女性蔑視」サイドの主張を見てきた。

いかんせん「気持ち悪い」って人格攻撃が多いね。
そこは置いといてだ、論理的な部分を抽出すると以下のようになると思う。
「これは女性に酷似したものが、掃除という卑しい業務に従事している様を示した絵である。」
「女性は家事という卑しい業務に就くのが似つかわしい、と暗示している」
「故にこの絵は女性蔑視している」

ところで「女性の権利」を主張する人って
『「家事」は「配偶者が外で行う業務」に負けず劣らず価値のあるものである』って主張してなかったっけか。
私もその意見には同意であり、家事が卑しいなどとは思っていない。
加えて日本文化じゃ「掃除」はそこそこ精神的な行為と捉えられており、
いわば「神様や福を招くための儀式のひとつ」って、特に年配の人は思ってるとこがあると思う。

つまり私には
「女性に酷似した人工知能が本を片手に、日本人がよくやるという招福の儀式を試している」
ように見えるわけで、「日本」の人工知能学会誌らしいじゃないかと思う。
また、「女性を模した姿こそ、その招福の儀式には似つかわしい」という判断においては
むしろ女性を敬ってるように思えるのですが、
そこんとこどうでしょうかね。

Permalink | 記事への反応(3) | 20:19

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