2013-08-09

夢について

私が夢を持っていたのは何歳までだったろうか。

誰しもが、ある時期まで夢を持っていて、その世界を頭の中に描いていたはずだ。それがどんなちっぽけな夢だとしても。

しかし、ふとした瞬間に気づく。なんと遠い夢なんだろうと。

主観的に見ていたはずの夢は、いつしか自分とはまるで無関係な、遠い存在のものとなり、自分と夢の距離を現実的に、客観的に見るようになる。

ここで、あえて危険な道に挑戦する者と、諦めて安全な道を進む者。二つの道があるだろう。

多くの人は無意識の内に後者を選んでいるだろう。私もそうなんだと思う。けっしてそれが間違った選択だと言いたいわけではない。

視野が広まり客観的に物事を見る目を持ったからこその選択に違いないのだから

しかし、私は思う。その視野の広がりや客観性が、安全な道を選ばせるのだとしたら、そんなものはいらないと。

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