2013-08-05

http://anond.hatelabo.jp/20130805233819

前のときはひどかったもんな。あの気色悪いカメラ目線毎日記者会見

いきなり「美しい国」とか曖昧な標語をボンとぶち上げちゃうから、例えどんなに世の中が良くなったって、悪い側面だけをクローズアップして「総理!これがあなたのいう美しい国ですか?」とか言えば何か皮肉言ってやったぜ的な感じになっちゃうし。それで溜飲を下げる人続出だったしな。逆さから読むと「憎いし苦痛」、これが安倍政権の正体です!とか何とか言えば何か言った気になれちゃうっていう。でもそんなことで支持率は下がったりするんだよな。

戦後レジームの脱却とかも具体性がなさ過ぎたんだよな。だからどうとでも揚げ足が取れた。やれ右傾化だとか。

でも、今回はわりと具体的ではある。アベノミクスというのも言葉のもの意味がないから揚げ足が取りづらい上に、具体的に「デフレ脱却」「何%の所得倍増」みたいな目標を立ててるからな。政権の評価軸がそれに絞れる。評価軸が広範囲になっちゃうとどこかダメなところを探してきて文句は言えるし。

憲法改正とかも絞れてるし。前の戦後レジームときは結局防衛庁を省にするくらいしかなかったんだけど、だったらそれをスローガンにすればいいのに、「戦後レジームの脱却」とか言っちゃうから方面からやいのやいの言われちゃう

そういう意味では今回は揚げ足取りづらい形になってはいるので、ある程度政策を実行する時間は稼げると思う。しかし評価軸がハッキリしてる分、そのポイントダメならいよいよボロクソに言われることになる。その騒ぎの中でおそらく橋下が浮上してくるだろう。あと5,6年後に。

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