首相官邸前の反原発デモがこれまでで最大の広がりを見せました。
今回のデモに限らず、前々から政治や社会に対して訴えかける手段としてのデモ行為に、なんとなく違和感を覚えていました。
今回のデモを報道した、とあるニュース記事を見て、自分が抱いていた違和感がだいぶはっきりしてきました。
「私たちは、選挙かデモでしか訴えられない。自分たちの気持ちを伝えていくうえで、結局、数にまさるものはない」と力を込めた。
(http://www.asahi.com/national/update/0629/TKY201206290577.html)
かつての日本には、人々の数の力が、社会を動かした時代がありました。
世界では、人々の動きが、政治に影響を与えたり、国の仕組みそのものを変えた事例が、この時代においても数多く存在しています。
でも、「現代の日本」において、人々の数のエネルギーが、国や社会を動かしたことは、一つとしてないのではないでしょうか。
そんな今の日本で、20万人もの人々のエネルギーが、「近年、決してその目的が成し遂げられなかった手段」に向かうのは、何とももったいない気がしてならないのです。
変わらない。 20万も居ないようだし。 もし本当に居るならその20万の中で何人か次の選挙で立候補したらいいんじゃないか? 今のうちにその20万の市民を自民、民主など大政党があ...