2012-05-10

日本の家庭の「献立の多さ」は、長寿資する反面、非婚化を招く

 日本主婦の悩みの一つは「今日献立何にしよう?」であるが、

 この背景には、

 「日本の家庭で出される料理レパートリーの幅がものすごく広い」ことも影響していると思う。

 日本料理洋食中華、肉、魚、麺類、なんでもござれだ。

 これが中国の家庭に行くと、中華料理以外の料理が出るケースはあまりないだろうし、

 フランスの家庭に行くと、洋食以外の料理が出されるケースはあまりない。

 その意味では、中国フランス主婦、いや日本以外の国の主婦は「ラク」していると思う。

 ところで、日本世界一長寿であるが、私見だが、

 日本長寿を支える理由のひとつに「献立レパートリーの多さ」があるような気がする。

 要は、日本料理ばかりだと塩分過多になるし、中華料理ばかりだと油分過多になるし、

 洋食ばかりだと脂肪過多になったりする。

 しかし、各国の料理が日替わりで出てくる日本食卓は、

 「週単位・月単位で見ると、栄養バランスが取れている」という結果になっているのでは?

 

 ということで、「日本家庭料理バリエーションの多さ」は、長寿の方向にプラスに働くが、

 反面、「結婚の遅れ、少子化」に繋がっている気がする。

 つまり、「花嫁修業として覚えなければいけない料理レパートリーが多すぎる」ことになって、

 女性花嫁修業したがらない、結婚したがらない、というデメリットもあるのでは?という気がする。

 ところで、「クックパッド」って、海外進出してるんでしたっけ?

 海外では、そもそも日本のような「献立に迷う」という贅沢な悩みが、存在しないんじゃないか、と思うのですが。

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