2011-10-14

 放射性物質の人体への影響は個人差が大きい。
 そもそも健康に良い説が唱えられるもとになった実験は、
 今問題になっている内部被曝や長期の低レベル放射線とは関係なくて、
 レントゲンを定期的にマウスにくらわしたもの。だから全く当てにならない。

 内部被曝による低レベル放射線がどう危険かというと、同じ箇所の細胞をなんども攻撃される点から。
 同じ細胞が壊されて人体がそれを修復して って工程を繰り返せば繰り返すほどバグ発生率があがる。
 例えば甲状腺に蓄積されやすいヨウ素甲状腺周辺の細胞を攻撃し続けるから甲状腺癌になる。
 成長期の子供は細胞の分裂や修復が早いからこんな婆さんの一例は全く参考にならんのよ。

 あと低レベル安全性っていうのは広島長崎原爆みたいな、
 瞬時にあびるレベル被曝データをもとに算出されている。
 例えば1秒当たり1000ダメージの高レベル放射線と、
 1秒当たり1ダメージの低レベル放射線があるとする。
 原爆では高レベル放射線を1秒間くらった人の被曝量が1000だった。
 だからそれの「1000分の1の低レベル放射線を1秒くらうと被曝量は1だろう」
 ってのが安全厨の言い分。だけど実際には全然違った。

 放射線イメージするときは超ちっこい弾丸と思って。ある程度進んだら威力は減退して消える。
 原爆レントゲンみたいに瞬時に高レベル放射線あびると、この弾丸同士がぶつかる。
 弾丸同士がぶつかることでダメージを打ち消しあう。つまり人体の被曝量が少なくなる。

 これに対して低レベル内部被曝がどう危険かというと、1発の弾丸を全てモロに食らう点にある。
 原爆で1000だから原爆の1000分の1なら1のダメージだろうっていう計算式に誤りがあった。
 実は1000ダメージで済んだのは弾丸同士がぶつかり合っていたからだった。
 つまり原爆の1000分の1の低レベル放射線の威力は想像を絶する高さ。内部被曝ともなればなお更。

 意味わかったかな?低レベル放射線の威力は原爆データを元に算出されてるけど、
 計算式そのものが間違ってるってこと。だから暫定規制値は超超超危険。ありえないんだよ。

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