2011-08-03

原発が「絶対安全」なんて誰が言い出したんだろう?

前にここの書き込みで「原発が絶対安全な理由を言ってみろよwwwwww」なんて書き込みがあったのをふと思い出したので考えてみた。

原発が「絶対安全」なんてことはあり得ない。

というより、全ての事象において「絶対」なんてことはあり得ないのだ。

少なくとも、科学者はこう言った言葉を用いない。


けど、それを一般に説明する場合はどうなのだろう?

例えば、飛行機が飛ぶ時に

飛行機事故を起こす確率は○○%です

何て事を言ったとする。

本来であれば(科学的に考えれば)生涯の自分フライト数の予測から生涯で事故にあう確率計算して

「あ、一生で事故にあう確率なんて(例えば)0.01%未満じゃないかだから安全だ」

と考えるだろう。

けど、普通の人はそんな数字なんて見ないし、ましてや計算なんてしないだろう。

から

飛行機に乗ったら事故にあうかもしれないんだ」

不安に思うだろう。

それに、そんな計算云々を示しても大抵の人にはちんぷんかんぷんだし、はぐらかされている感じを受ける人も多いのではないだろうか。

なので、航空会社はそういう計算(の説明)をすっ飛ばして

飛行機事故の少ない乗り物だから安全です

と説明するしかないのではないだろうか。


で、これと同じ現象が原発においては「科学者」→「国民」や「科学者」→「政治家」という説明段階で起きたのではないか・・・と予想する。

だが、前述の通り科学者は「絶対」という言葉を用いない。用いるとしたらそれはインチキ科学者か、科学者失格である・・・と思う。

となるとこの説明に「絶対」を付けたのは誰なのか。

たぶんではあるが、それは、受け取る側の国民もしくは政治家なのではないかと思う。

事故は怖い、だから、「絶対」を付けることで安心したいとか責任から逃れたいとか、そういうことを考えたいのではないかと思う。


A原発は絶対安全と言いだしたのは国民自身もしくは政治家

※これは個人が勝手に推察した勝手意見です

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん