●さっきフジTVで日本人の技術審判員が、ヨナの高得点について説明してたよ。
ジャンプからジャンプの移動幅が、男子でもなかなかいないんだって。
キムの3-3を見て男子でもこんなジャンプ跳ぶ人がいないって言ってたよ。
最初は点差ありすぎ、と思ったけどちょい納得。
セカンドジャンプがどうしてもとびずらくて高さも出ないとどっかのニュースの解説の人も言ってた。
●キムヨナ以外だと誰にも負けない位の天才だけど、曲の調和はキムの方が上。音楽への共感というか、真央はちょっと劣るのかな。
確かにこれはすごく感じたことだな。後半、音と動きが合ってなかった。
回転と音が無関係に見える。この面でキムに負けてたのは確か。
●浅田はスピードが足りない。跳ぶ時にせーのエイってやっている分、キムに見劣る。
解説していたけど、ヨナにはすごいスピードがあるらしい。それは会場で直接演技を見ないと体感できないことらしい。
スピンも同様でスピンとスピンのつなぎの速度も速いしバランスの取り方がアグレッシブ。
スパイラルもヨナが上。ステップは浅田の方が上だな。点数は妥当だろ。
真央のジャンプはブツッと一回流れを切って凄いジャンプしてまた演技に戻る
そんな感じがする。
ただそれでも、金ヨナ選手とは4.72点の差がついた。要素点(技術点)の
3・2点差は技(要素)の巧拙を評価する「出来栄え点」の違い。例えば金ヨナ
選手は、3-3ジャンプをトップスピードを維持したまま踏み切った。1本目の
3回転フリップも、終えてすぐ手を挙げるなど、まるで振付の一部。演技の流れが
ジャンプで壊れないことは、加点の理由となる。主に芸術性を見る「プログラム構成点」
の1.52点差は、表現力に加え、今季の実績による印象度も影響している。
●昨日帰ってきた夫が「職場では二人の演技ともに盛り上がってた。自分はキムの007の方が好き」
だと全く先入観のないw目でいってのけたので、改めて(今までで初めて)何度も二人の演技を見比べてみた。
連続ジャンプ・・・真央のは当然すごいが、客観的にみるとキムのスピード・幅・ルッツの高さも相当すごい。イーブン
スピン・・・は若干真央はスピード感がないがキムは落ちない(難度は素人目にはわからん)僅差でキムの勝ち
3フリップ・・・キムはフラットエッジ、真央は若干の回転不足なのでイーブン
スパイラル・・・真央のは素人目にも美の極致、キムのは身体の硬さが明らか 真央の圧勝
2アクセル・・・入り、スピード、流れなど二人とも甲乙付けがたい。イーブン
ステップ・・・真央のは緩急がいっそうついて比較対象ですらない、がキムのステップに比較すると玄人すぎて
素人目には例えば四拍子(1・2・3・4)の1と3に大きな動きをつけるのでなければ、動きに遅れていると誤解されてしまうのではなかろうかと思った。(個人的には見る度に号泣するステップ)
ということで、キムの高得点には納得出来ないと思っていたけど、何となくスパイラルの汚さとスピンの軸の悪さで「あの娘の演技は価値なし」と思い込んでいた自分もいるかなと、ちょっとだけ思った。
でも、キムは明らかにピークじゃなくて、付け入る隙が山のようにあったので、フリーは全然心配してない。