1999年4月1日の改正により、募集・採用、配置・昇進、教育訓練、福利厚生、定年・退職・解雇において、男女差をつけることが禁止された。制定当初、募集・採用、配置・昇進については努力目標とするにとどまっていたが、この改正で禁止規定とした。
10年前に恐ろしい法律が施行された。良い悪いを別にして、明らかに日本の文化、風習とはズレている法律だ。
これによって、今までは日本の風習の恩恵に与ってきた、ちょっと良い程度の学歴を持つもの、良い大学の中の落ちこぼれ組などが、女性に負けてしまい、企業からはじき出されてしまっている。男だからという事で、それなりに対面を保っていられた層が崩壊してしまっている。男の中で勝負していれば済んだものが、男と同じ数だけいる女と勝負しなければならない。
女性さえいなければ、就職できる層がかなりの数になる。企業の就職枠は当然限られているから、10年前は入社できるレベルの男性が、女性がいる為に入社できないという現象が当然起きる。バブル崩壊などが昔あったが、就職難というのは男女雇用機会均等法の施行(1999年改正)によっても起きているのだ。もちろん、現代でもだ。
一方、世の中の文化、風習はというと、近頃は少なくなったものの、男性優位、女は男を立てるものという事になっている。就職という大きなイベントが男女平等である事が法で明記されているにも関わらず、世間様は、「男性優位、女は男を立てるもの」という事になっているので、男にとってみれば、日本の文化、風習に合致して生活していく事に対してのハードルが高くなっている。世の中は男女平等で動いているのに、男は常に優位で強くある事が求められる。毎晩、毎晩、増田の断末魔がそこらかしこで見られる。
学歴うんぬんは抜きにしても同じこと。力仕事の分野ではさすがに男にアドバンテージがあるものの、もはや女性がいない職場など無い。男が、男というだけで生きていける場所が年々少なくなっている。これから益々進行していくだろう。
男ばかりが不幸になる訳ではない。女性の専業主婦幻想は強い。家族、親戚、友人、どこを見ても専業主婦だらけだ。女は、結婚して子供産んでナンボという感覚は現代でも根強い。アタマで勝負できない女性は、いつかは専業主婦になるという目標で生きていく。日本の文化、風習も後押しをする。ところが、その感覚は昔は良かったかもしれないが、今は全くダメなのだ。男がカミさんを楽に養える状態ではないのだ。男女平等の世の中で、男が優遇されていないから、頼れる男はずっと少ないのだ。
よって、アタマで勝負できない女性、ルックスで勝負できない女性は余ってしまうのだ。男に余力がある時代なら、助かる女性も多かった。しかし、男が強くない時代に、男に養ってもらおうなどと考えるのは無理だ。
この10年で男の価値は半減した。男というだけでのメリットは無くなったのだ。と同時に稼げない女の価値も半減した。
全体的にスライドしただけなのであるが、今までブラック企業で働かずに済んだ男はブラック企業で働かざるを得なくなった層も多い。これも増田でよく見られる。
以前なら、弱者でいられた女性達。しかし、制度上は弱者では無い。
地獄はこれからだ。
とはいえ、すでに現象は現れている。数字も出ている。女性の早婚化である。又、アタマでもルックスでもない、カラダで勝負する女性も増えているとか。
http://anond.hatelabo.jp/20090409231131 ぶっちゃけ、当時盛り上がってた「男女平等」という美名に、労働人口を増やしたい経済界の思惑が合致して出来上がっただけなんじゃないかなあ。 でもっ...
その辺の違いを見て見ぬふりをする
短期的な労働人口の増加を求めて、産む機械まで労働者として使用した結果、少子化がもたらされているのだとしたら、経済界の罪は重い。
つうか経済界のお偉いさんが考えることは安くて使いでのいい労働力と規制緩和。それだけだろ。 どういう政治が絡んでも方向は同じ。
顕名では言えない内容に切り込んだと思ったが、何を主張したいのかさっぱりわからん