はてなキーワード: ビールとは
先日の土曜、友人と飲んだ。
友人はフリーランスとして働いており、稼ぎは少ないものの好きな時間に寝て起きられることを自慢していた。
だが稼ぎは俺の方が多い。
久しぶりの飲みだったので酒が進み、酔っぱらうと「金持ちになりてぇなぁ」と俺は何となく呟いた。
友人は目つきを鋭くして「は?」と言った。
そう尋ねると友人は目を逸らして「別に」と言った。それからジョッキに残った三分の一程のビールをすべて飲み干すと小さくゲップし「で、どうすんだ?」と俺の目を見て聞いてくる。
なにが?と尋ねると友人はテーブルの隅にあるスイッチを押しながら「金持ちになったら何がしたいんだ?」と言う。すぐには答えられず、店員さんが来ると俺たちは空のジョッキを差し出し同じものを注文した。
俺は酔っていた。逆に金持ちになったらできないことはないんじゃないかと俺は考えなしに答えた。
友人は笑った。アホかと。やりたいことがあるなら分かるが、やりたいこともないのに金持ちになりたいなんて言うのは単に金持ちに憧れてるだけで意味がないことなのだと力説してきた。
心の底からやりたいことのためにお金を使うのが幸せなことであってそのためのお金と言うのは案外お金持ちにならなくてもなんとかなるもんだよと友人は言い俺は曖昧に頷いた。じゃあ今幸せなのか?と友人に尋ねると「ああ」と彼は自信満々に頷いた。
友人は今でも独り身で、いい歳で狭いアパートに住んでいた。俺も独り身だが、結婚する確率は俺の方が確実に高いだろう。
俺には友人の態度が欺瞞に見えた。それは単なる嫉妬ではないのか。
酔っていたのでその疑問をそのままぶつけた。友人は笑い、違うと断言した。俺は今のままで十分幸せだよというその目には光が宿っていないように見えた。
友人が何か言おうとした時注文したビールが運ばれてきた。俺たちは数度目の乾杯をして泡たっぷりのビールを喉に流し、笑い、それでも頭の片隅では自分が金持ちになったら何がしたいのかを考え続けていた。
その日は給料日で余裕があった。
店の中で椅子に腰掛け気だるそうに雑誌を読んでいる店主に声をかけて、サボテンを買った。
レジでサボテンを袋に入れてもらっている間、なんとなしに気恥ずかしさが湧いた。照れ隠しに「プレゼントなんすよ」と言ってみた。
「へえ、誰に?」と店主。
「サボテンはね、人を選ぶよ」。目を合わせず店主がつぶやいた。
きっと喜ぶよ、とか、センスいいね、とか、客商売ならもっと気の利いた一言もあるだろうに、と思ったが、妙に納得した。
「プレゼントです」答える俺。
「なんで?」と彼女。
テンションの上がらない彼女に内心焦りながら「なんとなく、似合うと思って」と言葉をつなげた。
その瞬間彼女の表情がくしゃっと崩れた。
「うける」
笑顔が見れて、ほっとした。
コンビニのプリンを食後に食べながら、彼女とサボテンについて話をした。
店主に教えてもらったはずのサボテンの種類はすっかり忘れた。彼女は「サボテン」では味気ないからと「トゲピー」と名付けた。
そういって彼女は少し前かがみになって笑顔をみせた。彼女は笑うと左右非対称で、右目のほうが少し細くなる。そんな顔が可愛いと思った。
サボテンを買って1年後に入籍。賃貸の更新にあわせてもう少し広い家に引っ越した。もちろんサボテンも一緒だ。
トゲピーに話しかけながら「きょうもいい天気ですね」「チョゲッッ(裏声)」なんて一人芝居をしている妻は微笑ましかった。春の日にはじめて植え替えをした。広い植木鉢にうつったトゲピーはすくすくと成長をした。
それから何度か鉢植えをおこない、トゲピーは俺の腿から腰くらいの大きさになり、妻は2児の母、俺はしがないおっさんへと変貌した。
子どもたちは習い事の合宿に行った夜、久しぶりに夫婦でゆっくりする時間ができた。
晩酌をしながら話をした。子どもたちの話が一区切りついたあと、ふとトゲピーを横目で見た妻がつぶやいた。
「実はいきなりサボテン買ってきて、なんて勝手なんだろうって思ったんだよ」
その言葉に心底驚いた。表情を察してか、妻が続けた。
「絶対お世話するの私だろうなって思って」
ぐうの根も出なかった。実際、サボテンを買ってからしばらく放置していたのは俺だった。水やりも妻がかいがいしくやっていた。
好きでやってるのだと思った、と弁明した。
妻が目を細めて、話をした。
「命だからね。最初は義務感だった。でも、トゲピーって名前つけてから、あなたが時々『お、トゲピー元気だな』とか話しかけてるの見て可愛いなって思ってたの。それと、私が妊娠しているとき、土いじりは危ないからって植え替えを率先してやってくれて、この人とだったら子育てもできそうだなって安心したんだよね」
妻とそんな話をしたことがなかったので、俺はなんと言えばいいかわからず逡巡していた。多分相当変な顔をしていたんだと思う。少し酔っているのか、頬を赤く染めながら妻が続けた。
妻は少し前かがみになってはにかんだ。左右非対称で、右目が細くなる笑顔。
10年以上前に聞いた店主の声を思い出す。人がサボテンを選ぶんじゃなくて、もしかしたら俺がサボテンに選ばれたのかもしれない。そう思うと、トゲピーはなかなか見る目がある。俺はトゲピーを見た。軒先で売られていたころより何十倍も大きく成長した彼を誇らしく思い、ビールを飲み干した。
https://anond.hatelabo.jp/20240609080131
https://web.archive.org/web/20170710054051/http://ashihara-hina.jugem.jp/?month=201207
物騒なタイトルつけちゃった。
映画を観に行きましたよー。
「We Need to Talk About Kevin」 邦題:「少年は残酷な弓を射る」
@TOHOシネマズシャンテ
一瞬も目が離せず、面白かった。
産んだ息子がサイコパス的な。
どうして?何が原因でこんな事をしでかすの??と、母が息子に問い、
答えは観る者に委ねられるわけですが。。。
この映画の中では一応、母が上手に息子を愛せてない事が主因、
個人的には、「前頭葉の機能不全だよ」とでも言いきって貰えた方が、
少しホッとするのだけれども。
そういう(変な)意味で、ホッとさせてくれるのがこの一冊
物騒な本でスミマセン。
「被虐待経験、精神疾患、神経学的損傷が相互に作用し合った結果、
ある程度、理由が明記してあるとホッとする。
あ、あと、映画館で予告やってた「最強のふたり」が観たいなあ。
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本・映画---
よろしくお願いします~!、、と、爽やかに宣伝したいところなのですが。。
気付いたのは一昨日なので、もう訂正しようがないのでスミマセンごめんなさい。
だ、誰も気付かずにいてくれたらいいのにな!という期待を込めて、
時々こういうミスはやらかすなあ。
ほんとにごめんなさい。
新刊がうちにも届きましたよ~
(うっかり迂闊な事書いたら困るので、非公開)
溜め込んで吐かずにおれない事も薄い、ような気がする。
最近は、こんな感じです。
ではー。
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お仕事---
発売中です!
成海親子が表紙ですよ!
私まだ現物見てないや。
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お仕事---
行ってきましたよー@帝国ホテル
そして、感慨深かった。ほんとうにおめでとう~~!
使用後
そして、おみやげに頂いたのは、チョコレートの香りのアロマキャンドルと
講談社さん、どうもありがとう!(と、私が横から言ってみる。)
何回行ってんだアンタ。。。
ドジっこが許されるのは、ハタチまで
https://anond.hatelabo.jp/20240609080053
https://web.archive.org/web/20170710055555/
http://ashihara-hina.jugem.jp/?month=201209
そろそろ書店に並んでるかな?
「私、雨女っぽいんですけど、行って大丈夫ですかねえ。。?」と
一応聞いたら、編集さんの顔がくもってた。
大丈夫かな。
今回もちょこっと描きますよ。
こういうレポート&エッセイ漫画って、もう一生コミックスに再録されない
はずなので、、雑誌掲載後、ブログにアップしちゃっても良いかもですね。
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お仕事---
すごいな~。
なんとなく頭が混乱する。
「最強のふたり」も観てきましたよ。
なんか変なところで泣く。映画館で観れて良かった。
予約いっぱいだったので、、天王洲アイルの「t.y.harbor」でビール。
この季節、気持ちいいな~このお店。
夜風はすっかり秋ですね。
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本・映画---
発売直後に買ったまま、ずっと積ん読だったのを
やっと今日読みました。
そこまで明確にランク分けされてなかった気がするなあ。。
うちの高校は。私が鈍かっただけかな。
口にすら出せなかった。(絵が下手だったから。)
そんなことを思い出しました。
「絵を描く仕事がしたいです」なんて、もの凄く絵の上手い人しか
言っちゃいけない気がしてたんですよね。たぶん。
生きるのが楽になったりはしますよね。
語ってた理由が分かりました。語りたくなるなる。
昨夜、原稿終わりましたよー。
あとはゆっくりチェックをしながらネームを入れて、編集さんにお渡ししたら、終わり。
今回読み切りと重なって量が多くて大変で、「疲れた疲れた」言っちゃう
アシさんのおかげで、何とか無事今回も大真面目に〆切前に
あがりましたよー。いつもどうもありがとう!
秋服買いに行きたい。
(いきなり物欲)
あとは、平和を願うよ。ほんとうに。
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本・映画---
ベツコミ発売してました。
10月6日(土)深夜24:55~ 日テレさんにて放送ですよー。
初回は一時間拡大版ですけど、基本は30分枠です。
実は物凄く物凄く悩んでしまったのですけど、
(そして周囲に迷惑をかけた。)
最終的には、これもご縁なのかなと思い至って、お受けする事になりました。
「漫画」という便利なツールの力を借りて、ギリギリ「読み物」として
成立するか否かの、なんというか、わりと痛々しいモノを描いてる自覚が
あるので、、、
実写は正直、いつもテンパります。
どうぞご覧くださいませ。
通常ドラマより尺が短いので、原作の全てを詰め込むのは無理ですが
(1h×1クールでも、何もかも丁寧に描くのは無理ですよね、きっと。
ボリューム的に。)、
それはさておき。
どうぞ最後までお付き合いくださいませ。
次号、10月13日発売のベツコミは「Piece」特集号ですよー。
成海がぶっ壊れてます。
なぜかうちのニャンコが載ってたり(多分。使って貰えてれば。)
色々盛り沢山なので、手に取ってみてくださいね。
発売前に、またお知らせします。
長くなりました。
ではでは!
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お仕事---
もう解禁でいいのかな。
詳細はまた後ほど。
ちぃともいらついてへんわ。おもろうてしゃあないねん。関西弁なんか言葉やで、標準語ともちいともかわらん。なんなら標準語で教育うけて情報得てて、なんで使いこなさせんのや。そこらへん自己擁護して努力で見逃してくださいってそうはいきますかいな。アホか。なんなら返事が遅いからビールとりにいってもうたやん。誰がお前の成長に興味があるかいな。アホも休み休みにいいはりなはらえや。おかんけなされてやたらご立腹なんかわからんけど、つかかってくるのもやめよろし。ついでに自分が最初に何言うたか、ここでもいちどよみかえしなはれ。これが教育いうやつや。まなんどき。そしてあんたおもろないから、もう少し頑張りなはれな。むりやおもうけど。
おかんがホンマに気の毒やわ。知らない奥様ですけどね。
自分が被害を受けてもいないのに憲法や法律を守らないやつをコタツから石投げてて楽しいか?
例えば飲酒運転など、アメリカではビール数杯くらいは平気で飲む
法律自体も血中アルコール濃度的には1杯くらいなら問題ない基準だったはず
平成初期ごろくらいまでにリーマンを経験したなら分かるだろうが、
終電くらいまで飲んでいて、翌朝ゴルフで多少酒残ってても車で行ってたろ
酒飲んで事故起こすやつは、間違いなく飲んでなくても起こす。運転以外でもチョンボしてただろうな。
全く自衛もせずにいた親しい人が轢かれただけで深い悲しみに包まれてしまう。
しかも、今は多様性も大事だよね~とかいって無能にもチャンスを!という意味不明な社会に。
あまりにホワイト化し過ぎて、今までしょうがないにゃあ、で済んでたことが許せなくなるのとは反対に。
これは本当に精神衛生上良くない。
どれだけ法律で縛ろうとも法を犯す悪人はいるし、網に引っかからない無能もいる。
そういう仏教的価値観を持っていないからしょうもないことにいちいちイライラしたりするのよ。
人間の生物学的スペックなど江戸時代の頃から大して変わってないんだから。
ま、長々と書いたけど端的に言えば性悪説なんだけどさ。
多様性、自由を追い求めれば追い求めるほど、縛りを追加しなくちゃならない。
そのせいで、社会の求める基準、ノルムは無限大に拡大し続ける。
それを防ぐために、宗教やらのおとぎ話でなあなあにしつつも、文脈で維持出来る部分は維持してきた。
日本語のハイコンテクスト文化が手伝った部分もあると思うが。
無限に広がる制限それ自体は、ブルシット・ジョブを増やして人間の働く余白を作る手伝いをしていた部分もあるだろう。
歩きタバコを見て怒り狂うような、クソみたいな精神性で生き残れると思うなよ。
その差が分からないボケナスはお願いだから社会に出てくれるな。
スーパーに買い出し。
刺身の盛り合わせ、US産肩ロースステーキ、から揚げ、シチュー、ミートソース、カレーパン、菜の花炒め、レモン入りサラダ、ビール、七賢、おにぎり(鮭、焼き鯖、鳥ごぼう、梅)。
準備はステーキを焼くだけ。弱火で火を通した後、普段はめんどくさくてやらないけど、今日だけは焼き目をつけて仕上げる。
妻と息子はステーキを食べていつもこれにしてとか言ってる。
昨日体調が悪かった息子はおかずをつまみながらカレーパンを食べてさっさと食事を終える。
娘は普段炭酸を飲まないが、コーラを飲んでおいしいとか言ってる。
俺と妻は普段一切会話がない。
娘が少し驚いてる。「二人がそんなに長い会話してるの初めてじゃない」
18:00 ビール 350ml
19:30 ビール 350ml
21:00 ビール350ml
21:30 白泡 120ml
22:00 カクテイル 200ml
24:00 帰宅、水を飲んでシャワーを浴びて就寝。多少残っていた印象。
05:45 起床。寝付きは悪くないが、起床時のアルコールはかなり残っている状態。とにかく水分を取って風呂で汗を掻く。
帰りの電車が長かったので、水を飲みながら帰ることで多少酔いが覚めてよかった。
本日も飲み会のため、とにかく水分を摂ってアルコールを排出しなくては…
なお、帰りの電車でアルコールの離脱症状について調べてみたところ、
3日ほどは振戦やせん妄などの症状に見舞われることもあるそう。
なかなか寝付けずに断片的な夢を見たのは、完全にアルコールの鎮静作用の下でしか睡眠を取れないようになっているということだ。
これは本当に恐ろしいこと。
今日の飲み会においても、途中で水を挟むなど、かならず寝る際にお酒を抜くようにしなくては。
そして土曜、日曜はどんなに辛くてもアルコールを接種しないことをここに宣言する。
そうだ、山だ、山に登ろう。Mountains are Calling, I MUST GO.
皆さま、ごきげんよう。Have a nice day.