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2024-05-23

日本ダービー 展望

もはやウマ娘から3年たち、増田はてな競馬話題が上がらなくなって久しいですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?

それでもやはり、ダービー有馬記念くらいはちょっと見ておきたいという気持ちの残った方もいるかと思います

では今年のダービーについて考えていきましょう。

日本ダービーって何?

そもそも馬って、今みたいに車が流通する前は、自家用車であり、トラックであり、ベルトコンベアーであり、トロッコであり、戦車であったわけで、人の移動や物の輸送、または戦闘に欠かせないものだったわけ。

当然、仕事に適した車、さらには高級車やスーパーカーが求められるように、名馬は昔から珍重され求められた。

で、名馬の格付け品評会にあたる競争があり、そこで優秀な成績をあげた馬が種牡馬となり、名馬の親となったわけだ。

その最高の馬格付けレース日本ダービーで、これは三歳の同い年の馬だけが生涯一度だけ走れるレース

まり、その世代の最高の馬がこのレースで決まるってわけ。

わくわくだよね!

競馬界のカレンダーダービー基準になってて、ダービーが終わると翌週から次の世代、2歳馬のデビュー戦が始まる。

これからデビューする馬は、来年ダービーを目指すってわけ。

要は馬にとって一番大事な時期が、2歳の初夏から3歳の初夏、ダービーからダービーまでってことだ。

誰が出れるの?

ダービーに至るまで細かいレースがあり、そこで結果を残した子だけが出れる。

レースの着順に応じた賞金があり、その賞金をたくさん稼いだ子や、指定された有力競争で上位に入った子が出れる。

まりダービー最下位になろうとも、世代トップの18頭に名を連ねられるというのは名誉だってこと。

誰が勝つの

有力馬は何頭かいものの、今回は確勝と言えるような飛び抜けた馬がいないと言われている。

まり、多くの馬に勝つチャンスがある。

しかし、実力が明らかに上位だろう、という馬も何頭か見当たる。

ダービー東京競馬場2400mという条件で行われるけど、東京競馬場は広く、最終直線が長いコースなので、紛れが起きにくいレースでもあり、馬の実力が反映されやすい。

そう考えると、今回のレースは着順まで当てることは難しいが、3着以内に入れる範囲をある程度絞ることができる、という認識でよいと思う。

馬はある程度スパートをかけられる距離はせいぜい600m、本気で全力疾走できる距離は200mくらいなのだが、東京競馬場の最終直線は500m以上あり、勝負どころがコーナーでごちゃつく、という事態にはあまりならず、直線のスパート勝負で何とかなりやすい、というのが、東京競馬場レースが荒れにくい理由だ。


では、今回勝つチャンスを持っている有力馬を紹介していこう。

ジャスティミラノ

ここまで3戦無敗の皐月賞馬で、今回一番人気になると考えられている馬。

間違いなく強い。

皐月賞は新記録が出るような高速決着で、さらに前が止まらない馬場だったことと、キズナ産駒の消耗戦上等な性質が見事にマッチした結果だった。

皐月賞中山2000は、後ろからの末脚一閃が決まりにくく、前を高速で走ってスタミナ勝負に持ち込むのは血統的にも最も適した戦法だったと思う。

じゃあ、じっくり行けば瞬間最高速の切れ味はそうでもないの?というとそれもそんなことなく、ドスローだった共同通信杯で見せた末脚は驚愕するレベルだった。

そうなると隙はないのか?というとそうでもなく、共同通信杯皐月賞もペースが極端だったのが気にはなる。

両極端な条件でどちらもハイパフォーマンスだったのなら、どんな展開でも対応できるような気はしつつも、ミドルペースで末脚勝負が決まりやす東京の直線、本職の差し馬の後ろからの追撃を凌げるか?というと正直差されても驚かない。

今回のダービー、おそらく皐月賞ほどの高速決着にはならないだろうが、共同通信杯みたいなドスローにもならないだろう。

そのペースをうまくコントロールできるかが勝負ポイントだと思う。

ガレイラ

メス馬なのに2歳のオスメス混合のG1で優勝した女傑。

一級品の末脚が最大の武器になっている。

今回、瞬間的な末脚を出した馬は実はたくさんいるのだけど、ジャスティミラノ共同通信杯や、ダノンエアズロックアイビーステークスは驚くほど前半のペースが遅かったので、誰もがすごい末脚を使える条件での末脚だった。

ガレイラの末脚はそうではなく、ハイペースに流れた展開でもすごい末脚を必ず使えるのが彼女の魅力。

なんちゃって末脚じゃなくて、本職の末脚だ。

ただ、彼女スタートは遅く、道中でポジションを取れない。

今回のレース相手ジャスティミラノだと思うと、最後にそこまでダレるとは思えず、ある程度の位置を取って最終直線に入らなければ届かないだろう。

そこはルメール騎手が何とかしてくれるとは思うが。

皐月賞で6着に負けたことで嫌われている傾向があるが、皐月賞の時、調教後馬体重から11キロ減ってのレースで、かなり消耗があったという話が聞こえてきている。

フケ(発情)もあって、レース当日前日にかなり暴れて落ち着きがなかったとか。

正直、それが最大の敗因になっている。

今回は時期も変わり、もうフケの影響はないはずなので、そこは気にはならないと思う。

が、木村調教師のインタビューでも、以前から彼女は気高く、人を信頼しすぎず人と距離を取るような性格だそう。

なので、馬装をつけたり、パドック回ったり、多くの人と関わらなければならないレース前に、不必要な消耗をしてしまうことを心配していた。

やはり当日どれだけ力を消耗せずレースに迎えるかがポイント

ひとつ間違いなく言えるのは、皐月賞本来彼女の力ではないってこと。

レース中の接触の不利や、ゴール前の向かい風で差し馬の不利も起きていたし、言いだせば細かい不利はいっぱいある。

コスモキュランダ

弥生賞馬で、皐月賞2着。

その皐月賞2着も、勝ったジャスティミラノタイム差はなかった。

ジャスティミラノに迫るほどのスタミナを持ちつつ、レガレイラに近い末脚を持つのがこの馬。

当初の勝ち上がりに時間がかかったことと、勝ち切ってはいないこと、前回のモレイラが今回のらないことから人気を落とすようだけど、実績で言えば絶対買わなきゃいけない馬。

スターズオンアースオークス前とかぶる。どう考えても強いのに、フロック視される馬というのはいて、この馬がそれに当たる気がしている。

ジャスティミラノの真後ろのポジション取れたら、ミラノ差し切れると思っている。

が、不調のデムーロは向こう正面で動くレースもやりがちなので、末脚残しているかは正直わからない。


シックスペンス

皐月賞組を走っていないので他の馬との比較がしにくい。

しかし、ダービーを勝つためにあえて皐月賞を使わなかった馬、というのは大体が強い。

この馬はそれに当てはまる。

しかもここまで無敗。

騎手日本最高の騎手川田

調教師も国枝先生

前のレースのものレベルの高いレースではなかったから、前走を見てダービーでどんな走りができるかは何とも言えない。

でも、わからいからこそ抑えておきたい馬の筆頭と言えそう。


ダノンエアズロック

これまで小さいながら骨折などもあり過程は順調ではなかった。

しかし、ドスローだったとはいえアイビーステークスでレガレイラと同じ上がりタイムを出してレガレイラに勝っている。

最終的に間に合わせてダービーに滑り込んだし、鞍上はモレイラ

レース後の骨折が判明した弥生賞けふがいない走りをしたが、万全の状態で出てくれば実質無敗とも言える。

勝っても驚きはしない。

その他

勝ち馬はこの5頭から出ると思っているよ。

あと、3着内で言えば、アーバンシック、シンエンペラーも抑えたい。

もうひとつやすなら、シュガークンも3着ならあるかな

シンエンペラーは、血統や実績から軽視されがちだと思うけど、能力は間違いなく高く、状態皐月賞より断然いいらしい。

ただ、気を抜いて遊ぶ癖があるので、本気を出してくれるかわからないのが難しさのようだ。

矢作先生世界最高峰調教師だし、鞍上坂井瑠星騎手も成長目覚ましく、もはやトップジョッキーの実力を持つ。

シンエンペラー覚醒の2着とかは普通にあり得ると思うよ。

ダービー楽しみだね。

2023-05-30

ブロンズコレクターナイスネイチャ

現役中も引退後も多くの人に愛されたナイスネイチャが、2023年5月30日ついに亡くなった

35歳1か月14日にわたる生涯は

マイネルダビデ(1997年共同通信杯)の36歳8カ月27日

シンザン(1964年牡馬クラシック3冠他)の35歳3カ月11

に続く、JRA重賞勝ち馬長寿ランキング史上第3位の記録である

同馬といえば現役中ブロンズコレクターとして有名で、自身モデルになっているウマ娘キャラクターも3着ネタに事欠かないが

最後最後にまたしても"3着"を記録することになった

そんなところもまたネイチャのネイチャらしいところかもしれない

でもとってもとっても立派な生涯だったよ。ネイチャ


追記

ごめんなんでかリキエイカン(1968年阪神3歳S他)の35歳2か月27日が漏れてた

指摘ありがとう。正しくは4位です。菊花賞と同じ

2023-05-23

今年のダービー

皐月賞馬場ダメージが本当にないか気になっている

ニュースでも懸念を書いている人がいて

どうしても気になる皐月賞組が重馬場で目いっぱい走った反動

https://keiba.nikkan-gendai.com/articles/288073

まあ妥当懸念だよなあと思っている

以前重馬場皐月賞やったのは89年らしく、その時はダービー勝ったのは皐月賞2着馬だけど、2-5着馬は別路線だったそうな

しかし、実際に見てみると、皐月賞上位馬でダービーでも人気になった馬は2頭ほど

勝ち馬ウィナーズサークル皐月賞2着、ダービー3番人気1着

皐月賞勝ち馬ドクタースパートダービー4番人気14着

あとはそもそも16番人気とか18番人気とかで、事前予想が高くなかった

ということは、89年がどうこう、ってのは、たまたまな気もする

2頭の有力馬が1頭は勝ち、1頭は沈んだ、それだけのことと言えそう

でも、重馬場でこたえる馬が多いのは本当

この前の日経賞から春天ダメージ受けてた馬が多かったのも記憶に新しい

今年の皐月賞が重馬場だっただけでなく、スプリングステークスも重馬場だったし、若葉ステークス稍重だった

スプリングから皐月賞のローテのベラジオオペラホウオウビスケッツ、メタルスピードあたりは本当にきつそうな気がする

ラジオオペラホウオウビスケッツは皐月賞そこそこ人気あったのに2桁着順だ

メタルスピードは13番人気4着なので、こいつは重馬場好きなのかもしれないけど

そんな子たちがダービーでもうまくやれるとは思えないのよな


でも一週前までの様子を伺ってみても、ソールオリエンスはダメージどころか上積みがあるという話までなっている

さすがに化け物ですわ

まあ、一番強いのはソールオリエンスで間違いないし、そこまで言われるなら切れないのは切れないさ

タスティエーラは強いのだけど、共同通信杯弥生賞皐月賞のローテで重馬場となると、お釣りなさそうな気はしてしま

前目で頑張る子のほうが消耗するしね

あと、調べてみると皐月賞の1、2着がそのままダービーで2頭とも3着内に入ったことは、ここ10年で2度だけ

でも、皐月賞の1、2着馬がどちらも3着内に入らなかったのもここ10年で1度だけ

この傾向を見ると、ソールオリエンスとタスティエーラの重みづけだけはしっかりしておかなきゃいけないように思う

皐月賞組が少し半信半疑なことを思うと、サンデーサイレンス系の、結果を出してきた別路線がいれば、と思うとやはりスキルヴィングになる

ハーツコンツェルトも少し力が足りない気もするけど、重馬場皐月賞走ってないし、血は合うので期待感は少しだけある

そうは言っても青葉賞組は短い期間に2回東京2400を走るという過酷なローテにチャレンジするので、消耗が不安なのは皐月賞組とも変わらないと言えば変わらない

ただ、明確に不利だった青葉賞組が、皐月賞が重馬場のせいでイーブンになっているのなら面白い

ルメールファントムシーフよりスキルヴィング選んだのは大きい

その捨てられたファントムシーフも安定感抜群で大崩れしない

ちょうどオークスハーパーを思い出す

しかし、サンデーサイレンスの血をひかない馬が馬券内に入ったのはここ10年30頭のうち、3着が2回だけ

さすがにファントムシーフが絡むのは、よくて3着までかな

血で言えばダービー必須サンデーサイレンス東京に強いトニービンをどちらもクロスで持っており、父は旬なドゥラメンテの馬がいる

シーズンリッチという

馬場皐月賞懸念必要のない毎日杯

鞍上は聖奈ちゃん電話してクビになった角田大河にかわりヴィクトリアマイルで勝った戸崎騎手

なんか色々整ってるなあ、と思いつつ、人気が低すぎます

まさかまさかで絡んだら面白そう

ドゥラメンテで別路線と言えばドゥラエレーデ

サンデーの血を持っているし、実力の天井も正直よくわからない馬なので、ホープフルみたいにまたもや空き巣狙いのようかっさらっていってもおかしくない気はする

まあこれもまさかまさかって感じだけど


まとめるとこう

順当に行けばソールオリエンスが勝つ

強いけど消耗が心配なタスティエーラとスキルヴィング

安定しているけど血が足りないファントムシーフ

弱いけどフレッシュで血が面白いシーズンリッチ

ミラクル起こすならまたドゥラエレーデ

馬券でいうならソールオリエン複勝以外はギャンブルだね

2023-03-07

ミナミベレディ(牝馬)の成績をまとめてみた。

なろうの競馬小説

気が付いたら競走馬に生まれ変わっていました。でも、競馬知識は0なんです!(作者:南辺万里

https://ncode.syosetu.com/n6917ha/

主人公ミナミベレディ(牝馬)の成績をまとめてみた。特に意味はない。

たぶん大体あってるはず。

サクラキレイ系の成績

サクラキレイ 産駒重賞勝利23

 サクラヒカリ 重賞1勝 中山牝馬ステークスG3 仔:プリンセスミカ

 ミユキガンバレ 重賞1勝 中山牝馬ステークスG3

 ヒダマリガンバレ 重賞1勝 中山牝馬ステークスG3

 キタノオジョウサマ 地方馬

 モコモコ 未勝利 乗馬

 ミナミベレディ 重賞12勝 天皇賞春秋連覇、グランプリ4連覇

 サクラヒヨリ 重賞7賞 二冠牝馬(桜花賞秋華賞)

 サクラフィナーレ 重賞1賞 桜花賞

ミナミベレディ 父カミカゼムテキ 母サクラキレイ(母父チューブキング

馬見厩舎(美浦)

通算成績

19戦14勝 14-2-0-3 連対率88.88%

重賞12勝 G1 10勝(海外1勝) G2 1勝 G3 1勝

通算獲得賞金:約23億円(+348万ドル(約4億円)

年度代表馬・最優秀4歳以上牝馬(2年連続20xx、20xx)

■主な記録

国際G1勝利10勝:アーモンドアイ9勝を超える

国内G1勝利10勝:コパノリッキー11勝に続く2位タイ

国内史上最高獲得賞金:アーモンドアイ19億1500万円を超える

平地重賞9連勝:テイエムオペラオータイキシャトルの8連勝を超える

平地G1 8連勝(G2勝利を挟む):テイエムオペラオーの6連勝を超える

牝馬初の天皇賞春秋連覇

史上2頭目牝馬による天皇賞(春)勝利1953年レダ以来

史上初のグランプリ4連覇、牝馬初の有馬記念連覇

史上2頭目牝馬による宝塚記念連覇:クロノジェネシス(2020、2021)に続く

■2歳 4戦3勝 5,220万円

1着 新馬戦 札幌1200 鈴村(美浦) 720万円

1着 コスモス賞(OP) 札幌芝1800 鈴村(美浦) 1,600万円

1着 アルテミスステークスG3 東京芝1600 鈴村(美浦) 2,900万円

6着 阪神2歳牝馬優駿G1 阪神芝1600 鈴村(美浦) -

■3歳 5戦2勝 3億2020万円

2着 フラワーカップG3 中山芝1600 鈴村(美浦) 1,500万円

1着 桜花賞G1 阪神芝1600 鈴村(美浦) 1.3億円

5着 紫苑ステークスG3 中山芝2000 鈴村(美浦) 520万円

2着 秋華賞G1 京都芝2000 鈴村(美浦) 4,000万円

1着 エリザベス女王杯G1 京都芝2200 鈴村(美浦) 1.3億円

■4歳 6戦5勝 9億2700万円

4着 金鯱賞G2 中京芝2000 鈴村(美浦) 1,000万円

1着 天皇賞(春)G1 京都芝3200 鈴村(美浦) 2億円

1着 宝塚記念G1 阪神芝2200 鈴村(美浦) 2億円

1着 オールカマーG2 中山芝2200 鈴村(美浦)  6,700万円

1着 天皇賞(秋)G1 東京芝2000 鈴村(美浦) 1.5億円

1着 有馬記念G1 中山芝2500 鈴村(美浦) 3億円

■5歳 4戦4勝 10億円+348万ドル

1着 ドバイシーマクラシックG1イダン芝2410 鈴村(美浦) 348万ドル(約4億円)

1着 宝塚記念G1 阪神芝2200 鈴村(美浦) 2億円

回避 京都大賞典 阪神芝2400)

1着 ジャパンカップG1 東京芝2400 鈴村(美浦) 4億円

1着 有馬記念G1 中山芝2500 鈴村(美浦) 4億円

サクラヒヨリ 父カミカゼムテキ 母サクラキレイ(母父チューブキング

武藤厩舎(美浦)

17戦9勝

重賞7勝 G1 4勝 G2 1勝 G3 2勝

負け 新馬

負け 2歳未勝利

1着 2歳未勝利

1着 百日草特別(1勝) 東京芝2000 鷹(栗東)

10着 京都2歳ステークスG3 京都芝2000 鷹(栗東)

1着 共同通信杯G3 東京芝1800 鈴村(美浦)

1着 桜花賞G1 阪神芝1600 鈴村(美浦)

3着 優駿牝馬オークスG1 東京芝2400 鈴村(美浦)

1着 紫苑ステークスG3 中山芝2000 鈴村(美浦)

1着 秋華賞G1 京都芝2000 鈴村(美浦)

3着 エリザベス女王杯G1 京都芝2200 鈴村(美浦)

1着 アメリカジョッキークラブカップG2 中山芝2200 鈴村(美浦)

7着 大阪杯G1 阪神芝2000 鈴村(美浦)

1着 天皇賞(春)G1 阪神芝3200 鈴村(美浦) ※同着サウテンサン

6着 宝塚記念G1 阪神芝2200 長内(美浦)

3着 オールカマーG2 中山芝2200 長内(美浦)

1着 エリザベス女王杯G1 阪神芝2200 鈴村(美浦)

3着 有馬記念G1 中山芝2500 鷹(栗東)

サクラフィナーレ 父カミカゼムテキ 母サクラキレイ(母父チューブキング

武藤厩舎(美浦)

6戦3勝

重賞1勝 G1 1勝 G2 0勝 G3 0勝

1着 新馬戦 長内

1着 葉牡丹賞(1勝) 中山芝2000 長内(美浦)

3着 チューリップ賞G2 阪神芝1600 長内(美浦)

1着 桜花賞G1 阪神芝1600 長内(美浦)

3着 紫苑ステークスG3 中山芝2000 長内(美浦)

4着 秋華賞G1 阪神芝2000 長内(美浦)

プリンセスミカミ 父ドレッドサイン 母サクラヒカリ(母父?)

太田厩舎(栗東)

9戦3勝

重賞0勝

2着 新馬戦 刑部(栗東)

負け 2歳未勝利戦 刑部(栗東)

1着 2歳未勝利戦 刑部(栗東)

6着 白菊賞(1勝) 阪神芝1600 刑部(栗東)

1着 アルメリア賞(1勝) 阪神芝1800 浅井(栗東)

1着 忘れな草賞(L) 阪神芝2000 浅井(栗東)

5着 優駿牝馬オークスG1 東京芝2400 浅井(栗東)

2着 紫苑ステークスG3 中山芝2000 鈴村(美浦)

3着 秋華賞G1 阪神芝2000 鈴村(美浦)

●トカチドーター 父ゴーアース 母サクラヒカリ(母父?)

馬見厩舎(美浦)

未出走

●トカチフェアリ

黒松厩舎(栗東)

3着 新馬浅井(栗東)

1着 2歳未勝利中京芝1600 浅井(栗東)

2022-10-28

天皇賞(秋)予想

はじめに:今年の馬券成績

阪神大賞典   ディープボンド 単勝   +20円

              複勝   +0円

天皇賞春    ディープボンド 単勝 -100円

              複勝  +20円

スプリンターズ   メイケイエール 複勝 -100円

菊花賞    アスクビクターモア 単勝 +310円

計                 +150円

以下願望

ジャックドール

基本的フジテレビ煽りVTRに出てくるような馬しか見えてないので今回もG1馬2頭&3歳勢3頭&ジャックドールだけで考えてるが、勢いも安定感も一番あるかなと思った。

ハイペースが予想されコースも直線が長く差し有利っぽく見えるが、ジャックドール自身今回と同じ府中を始め中京阪神外回りなど直線の長いところで勝っており大丈夫そう。

2013年秋天ジャスタウェイ抜きでジェンティルドンナが勝つバージョンみたいなのを想像している。と思って今見たら馬番も同じ9番じゃんコレは来るわ。まあジャスタウェイが紛れ込んでたらしょうがないけど。

あと不安要素としては鞍上G1イメージあんまりないことだと思うんだけど、今秋そんな騎手ばっか勝ってるし…ねえ?俺は涙を流して抱き合う藤岡親子が見たい(この願望が一番強いかもしれない)

○イクイノック

ジャスタウェイがいるとしたらイクイノックスかなぁ。と思ったら馬番も同じ7番だった。

ダービーでは先頭58秒台の速い展開から最後まで伸び続けてハイペース態勢は実証済み。

ただダービーがそんな感じだった一方皐月賞では最後ジオグリフに刺され、ちぎられてるので長い方がいい気もする。

ダノンベルーガ

フォトパドック写真写りが良くて好き。姿勢が良い。

クラシックは残念だったが実力では劣ってないと思うし長い直線も向いてるはず。

ただ共同通信杯稍重だったり、皐月賞で見せた強さも伸びない内を通って…という所だったしで、意外とスピード<パワータイプかも?って気もする。

あとダノン古馬距離G1で頭になるイメージが持てない。藤岡兄がG1で来るイメージ以上に持てない。これは中内田厩舎や安田厩舎が悪いというよりも、野田さん自身セール時点での完成度が高い筋肉質な馬を好むからなのかな?との説もある。よって堀厩舎でもダノナイズされる可能性は十分あります

△シャフリヤール

実績は一番だし毎日杯で見せた通り速い展開も向くと思うんだけど、JC大目標でどうしてもココ勝ちたい感じでもなさそうなので複勝まで。

パンラッサ

2013秋天で言うとトウケイヘイロー枠だが2000までならすごく粘るし複勝全然ありそう。

スタート悪化してる中での内枠は府中2000とは言え心配

ジオグリフ

距離実績馬なんだけど父ドレフォンだし肩すごいのでどっちかというとパワー型そう。あんまキレるタイプでもない。

これでもしここ勝てるようならアメリカダートとかでも見てみたい。

買い目

今年プラスなんでもう買いません

(2022/10/29追記)

カンテレが馬いい話でジャックドールの予祝やってるから来ない気がしてきた

以上

(2022/10/30追記)

勝ち馬差し置いてになりますけどまずパンラッサが凄かった。

陣営の奇策(?)もハマってしっかりゲート出られたし、内枠をフルに生かせる形でしたね。

そしてあの1頭だけ4角回って直線に入ってくる構図、あれはすごいワクワクするし大逃げ馬がいると楽しい楽しいだけじゃなくてゴール直前ギリギリまで粘ってたのもすげえよ。勝つと思ったもん。やっぱ2000までならメチャクチャ強いし、こんな馬にG3馬の名前を冠して呼ぶべきではない。

そしてそれを捕らえたイクイノックス、おめでとうございます

なんか言おうと思ったんだけど普通にいか特に言う事がない。ルメール秋天を勝つ馬だなぁって感じ。それでも3歳馬がこんだけのパフォーマンスして、誰も捕まえられない馬をただ1頭差し切ってるのはなんか隔世の感がある。エフフォーリアに続いてだし、これからは3歳馬がモリモリ盾を奪っていく時代になるのかもなぁ。

ダノンベルーガもようやくG1馬券になって(ようやくとは言ってもまだ5戦目)、あの着差でちゃんG1級の力持ってることを、いままで疑ってた人にも示せたんじゃないかな~~~疑っててごめんなさい。

同期が活躍してるとこいつらを抑えたダービー馬の次走にも俄然期待が高まってくる。今はまず凱旋門賞の疲れを取って、草をムシャムシャして体戻して欲しい。

ジャックドールなぁ、もっと前行けてた方がよかったのかなぁ。この脚質で本当にG1獲れるのはパンラッサやセイウンハーデスを追いかける狂人だけで、控えてしま常識人には厳しいのかもしれない。

まあそれでも3頭しか前にいないから立派も立派ですよ。賭けてないからこういう事も本心から言える。

2022-05-27

anond:20220526191125

アスクビクターモアとアスクワイルドモア、ジャスティパレスジャスティロックマテンロウレオマテンロウオリオンの同冠名のスリペアの役が成立するのが目立つ。

毎年サンデーRやキャロットシルクあたりが多頭出ししてそうな感じだけど、今年はシルクは2頭でサンデーRとキャロットからは1頭ずつと意外に少ない。

ダノンスコーピオンが先にGIを勝ったので、共同通信杯スコーピオンを破ったベルーガはどうなのかというところが気になる。

最も気になってるのはイクノックス。同厩のジオグリフのライバルになれるのか、追いつけないのか、超えていくのか。

2022-04-15

皐月賞予想

お久しぶり

競馬増田だよ

高松宮記念のショックが大きくて増田書く気になれなかったよ

大阪杯桜花賞は、荒れたのは荒れたけど、取る手掛かりはしっかりあったので、意味不明なのは高松宮記念だけなんだよなあ、とは思っているけど、結果取れてないなら何も言えないよね

さあ牡馬伝統クラシックが始まるよ

皐月賞傾向

3歳馬で成長過程レース慣れもしていなければ初顔合わせも多い時期なので、力関係の把握はとても難しいよ

過去の傾向を見ても、過去10年の1番人気の複勝率が50%、2番人気の複勝率も50%なので、1,2番人気でも半分が馬券にならないよ

実際、過去10年のうち、どちらも馬券に絡まなかったのは2回あるよ

3番人気の複勝率も60%なので、これも半々って感じだね

まり、みんなはなんとなく、「この3人の範囲の誰かが強いんだよ」というのはわかっているんだけど、ハッキリ誰が一番強いかはわかってないレースと言えるよ

いつもに比べると、何番人気、というのはほとんど気にしてはいけないレースだね

さらに、8番人気までは結構馬券に絡んでくるし、9番人気が勝ったり12番人気が馬券に絡んだりもあるよ

これはもう、馬券難易度は、5段階で言えば4から5くらいかなって感じだね!

まりこのレースも、あんまり人の予想とか、人の言うことを信じてはいけないよ

もちろんこの増田もあてにならないよ

他人のいうことや人気を気にせず、強いと思う馬を買いたいね

アンカツさんの言う有力馬

このレースで勝つかどうか?ではなくて、現時点での馬の実力の評価としては、アンカツさんの言うことを結構信頼しているよ

彼が言うには、キラーアビリティダノンベルーガが並んでトップで、次いでイクイノックスが強いけど正直未知な感じ、そして次が器用さや安定感でドウデュースでしょう、って感じみたい

へえ、そうなんだね

あと、この前、スペシャルウィーク秘話でも出ていたんだけど、皐月賞前に使いすぎるとダービーで戦えなくなるし、かと言って皐月賞出ないわけにはいかないし、ということで、皐月賞で余裕を持たせる、つまりダービーを本気で戦うためにあえて皐月賞は仕上げない、という考え方もあるみたい

各厩舎の談話ダービーでは頑張るから、みたいな言い方がちらほら出てくるけど、ああいう厩舎で前走近かったら、ちょっと疑ったほうがいいかもね

キラーアビリティ

キラーアビリティホープフル覇者G1馬だから間違いないんだけど、1週間前追い切りが良くなかったらしくて、力は間違いなくトップクラスなんだけど、今週走るかはわからんね、って雰囲気がよく言われている

エフフォーリアが1週間前がダメで、最終追い切りで持ち直したけど大阪杯惨敗たから、このパターンちょっとセンシティブになっている人も多いよ

でも輸送が初で、変な調整したエフと違って、キラー小倉も行っているし大丈夫と思いたい

鞍上横山武史君が不安、という声も聞かれるけど、武史君は元々阪神中京ではほとんど勝ててなくて、中山東京で勝ちを稼いでいる関東専用騎手なので、今回に関しては全く不安視する必要ないとは思ってるよ

メンタルひよって変なことしないよう祈るのみで、自信もって乗って欲しいよ

この馬も、陣営ダービーの話をしていたし、仕上げてないのは明白なので、能力のみでどこまでできるか?という感じがする

ダノンベルーガ

ダノンベルーガはまだ2レースしか走ってなくて、さらに強かった共同通信杯東京1800で、中山2000と全く適性が違うから、強いのは強いんだろうけど、なんとなく周りが誉めるほど今回勝ちそうか?というとピンと来ない増田です

アンカツさんも、今回はわからんけどダービーじゃ勝ち負け、みたいに言っているし、昔脚に怪我したせいで右回り不安視もされていたみたい

川田右回り避ける理由なんてない大丈夫クオリティ高いって言ったか皐月賞もきたみたいだけど、正直東京向きなのかな、という雰囲気はある

でも、東京向きでも中山勝てないわけではないかわからん

正直この馬も皐月賞は叩きっぽい雰囲気

イクイノック

イクイノックスは5か月ぶりのレースブランクが空きすぎてて、さらに今回の有力メンバーとはほぼ一緒に走ってないか比較が難しい

ルメールG1勝てる馬だよ、って言っているけど、肝心のルメールさんの調子が上がってないし、大外引いてしまたかちょっと悩ましい

でも調教はかなりよかったみたい

ドウデュース

ドウデュース朝日チャンピオンだし、器用さ、安定感抜群の最優秀2歳馬だよ

正直、今回も最有力だと思うんだけど、そういう馬がころっと負けるのが皐月賞でもあるから、そんなにしっかり軸にしていいかは何とも言えないよ

不安視されてるのは弥生賞で2着に負けたからだけど、弥生賞勝ったアスクビクターモアははっきり強い馬だし、心配することはないと思うどころか、中山の適性をちゃんと見せてくれたと思うよ

ちなみに調教、追い切りはトップクラスに良かったみたいだよ

枠も真ん中ちょい外目の偶数で、そんなに悪くないし、いいと思うよ

そのほかの気になる馬

単勝人気順はあてにならないのだけど、ひとつだけ信じていいようなデータがあるよ

関係の把握は難しいんだけど、本当に力がある馬はやっぱり前から強い、ということで、前走成績が大事だと思うんだ

過去10年で馬券内になった30頭のうち、前走1着は20頭、前走2着は5頭、前走3着は2頭、4着も2頭、5着が1頭で、これで全部だよ

はっきり言えば、よほどの理由がない限り、前走5着以下は全部切っていいと思う

トーセンヴァンノ、グランドラインラーグルフ、マテンロウレオの4頭が切れるよ

逆に言うと残りの14頭すべてに馬券内の可能性はありそうだね

前走3着以下を評価するなら、弥生賞には敬意を表して、弥生賞の3着4着のボーンディスウェイとジャスティロックは残るけど、スプリングステークス3着のサトノヘリオスちょっと厳しいかなって思う

ボーンディスウェイは追い切りもよかったらしいよ

あと、中山専門職って感じが強いので、中山実績を重視するならホープフル、弥生賞を重視する価値はあるよ

ホープフルで2頭だけ強かったキラーアビリティジャスティパレス評価できると思うし

弥生賞でドウデュースに勝ったアスクビクターモアは勿論評価しなきゃいけない

ジャスティパレスアスクビクターモアの2頭の追い切りは抜群によかったそうな

あとは最近はやりの出世レース共同通信杯2着のジオグリフも有力だと思う

ジオグリフも追い切りはまあまあよかったみたい


買い方は?

とりあえず、ドウデュースアスクビクターモア、キラーアビリティジャスティパレスダノンベルーガジオグリフ、イクイノックスまでの7頭は軽視禁物

あと、オニャンコポン、デシエルト、ビーアストニッシドボーンディスウェイまでは十分絡んでくるかも

正直、当てようと思って当たらないレースなので、5番人気くらいまでの中で1頭だけを見極めて複勝1点買い、とかが最も勝てる見込みがあるよ

買い方はまた考えておきます

決めたら追記するよ

2022-03-07

2016年の3歳牡馬戦線こそが史上最高のクラシックレースだった

今日ウマ娘サトノダイヤモンド実装されるけど、

その3歳時の熱戦、真のライバルたちとの激闘はどうやっても描かれそうにないから、ここに書いておく。

まず最初頭角を現したのはシュウジだった。

デビュー2戦目の中京2歳ステークスを3馬身差で勝つと、

小倉2歳ステークスも2馬身半差で勝利して無傷で重賞制覇。

「この馬は強い」「GI級だ」と誰もが思った。

そのシュウジデイリー杯2歳ステークスで一蹴したのが、

かつての秋華賞エアメサイアの息子・エアスピネルだった。

シュウジ一騎打ち様相を呈したレースでなんと3馬身半差の快勝。

きっと来年クラシックはこの馬を中心に回っていくに違いないと思われた。

しかエアスピネルが満を持して挑んだ年末の2歳GI朝日杯フューチュリティステークス

最後から大外一気の豪脚でエアスピネル差し切ったのがリオンディーズだった。

エアメサイアと同世代オークス馬・シーザリオの仔、すなわちGI2勝馬エピファネイアの半弟という超良血。

シーザリオ産駒からまたも大物が出現した」と皆が色めき立った。

年が明けて2016年リオンディーズ始動戦に選んだ弥生賞

直線で早め先頭に立ったリオンディーズだったが、

なんとディープインパクト産駒・マカヒキ差し切られてしまう。

マカヒキはこれで無敗での3連勝。

しかも、このときの3着はまたもやエアスピネル

まりリオンディーズが実力を発揮できなかったわけではない。

ただエアスピネルよりも、リオンディーズよりも、マカヒキが強いだけなのだ

そしてさらに、まだマカヒキともリオンディーズとも対戦していない無敗馬がいた。

サトノダイヤモンドである

2億3000万円という高額で落札されたことが話題となったディープインパクト産駒。

うっとりするような馬体に優等生の走りでデビューから危なげなく3連勝。

「実はこの馬がいちばんいかもしれない」とまことしやかに囁かれていた。

迎えた皐月賞

ハイレベル世代」「黄金世代」「史上最強世代

競馬ファンたちは異口同音に期待を高めていた。

巻き返しを期すエアスピネル

雪辱に燃えるリオンディーズ

その2頭を倒して未だ無敗のマカヒキ

路線から迫る、こちらも無敗のサトノダイヤモンド

例年ならば確実に1番人気だったであろう実力馬が並んでいた。

しかし、勝ったのはそのいずれでもなかった。

他馬が止まって見えるような驚愕の末脚で抜け出したのはディーマジェスティ

年明けの共同通信杯から直行してきた人気薄のディープインパクト産駒であった。

しかも、である

2着はマカヒキ。3着はサトノダイヤモンド

4着はリオンディーズが入線して5着に降着

代わって4着に入ったのはエアスピネルだった。

人気馬たちがすんなりと上位に来ているのである

決して荒れたレースだったわけではない。

これはディーマジェスティの実力を示しているように思われた。

そして世代の頂点を決める日本ダービー

ギリギリの接戦を勝利したのはマカヒキだった。

ハナ差の2着はサトノダイヤモンド。3着はディーマジェスティ

4着はようやくリオンディーズに先着できたエアスピネル

そして5着にリオンディーズ

やはり実力どおりに決着したレースだった。

他の年ならマカヒキサトノダイヤモンドも無敗のままだったに違いない。

いやリオンディーズエアスピネルだって例年なら間違いなくGI馬だろう。

「今年は三冠馬が三頭いた」と誰かが言った。

間違いなくこの世代は強い。まさに最強世代だ――。


……と、ここまでが花の2016世代栄光物語

結局のところ、2016世代古馬になって活躍することはなかった。

シュウジは結局マイル以上ではいいところなしだったが、古馬スプリント路線でも善戦マンで終わった。

昨年引退して、なんとか種牡馬入りしている。

エアスピネルはいまだに現役で走り続けている。

重賞ときおり好走するもGIは勝てず、ダート転向したがそれでも勝てていない。

リオンディーズは、3歳秋に屈腱炎・屈腱断裂を患い、早々に引退してしまった。いまは種牡馬となっている。

ディーマジェスティは3歳で挑戦したジャパンカップ惨敗古馬になって2戦するもいいところなく、電撃引退して種牡馬となった。

マカヒキリオンディーズもいない菊花賞を制したサトノダイヤモンドが、

年末有馬記念で当時の現役最強馬キタサンブラックを下してひとり気を吐いたが、

古馬になってからフランス遠征して凱旋門賞惨敗帰国後もなかなか振るわず引退した。

そしてマカヒキは9歳となった今年も走り続けている。

3歳で凱旋門賞に挑戦して惨敗したことで心が折れてしまったのか。

古馬になって勝利したのは昨年の京都大賞典での奇跡の復活のみ。

栄えあるダービー馬が勝てないまま引退すらさせてもらえないのは哀れですらある。

「最強世代」だったはずの2016年世代は、いまや「最弱世代」とさえ言われるようになった。

それでも、あのときの楽しさは、次々と有力馬が出てくるワクワク感は、決して錯覚ではなかったと思うのだ。

「最強」ではなかったが「最高」のクラシックだった。

競馬ファンはそのことを語り継いでいかねばならないと思う。

2021-05-30

日本ダービーの人気上位馬を適当に紹介する

エフフォーリア

いまだ無敗。今年の大本命。

皐月賞を三馬身差以上で勝った馬は軒並み名馬らしいぞ。

エピファネイアジャパンカップ菊花賞馬だし、産駒の傾向から言っても距離大丈夫な感じがする。

鞍上横山武史は、名ジョッキー横山典弘の息子。

まだ22歳の若手で経験の浅さが気になるが、彼が勝てば「戦後最年少のダービージョッキー」ということになる。

これまでの最年少は「僕はダービーに乗ったんじゃない、ヒカルイマイに乗ったんだ」で知られる田島良保か。歴史ですねえ。

サトノレイナス

牝馬でのダービー制覇」を目指す女傑。

これまで6頭のダービー馬を出しているディープインパクト産駒だし、

もともと末脚が自慢で桜花賞よりオークス向きだと言われていた馬だが、

これほど人気しているのはもちろん14年前のウオッカを想起するからだろう。

しかし7年前のレッドリヴェールのことも忘れてはいけない。

はたして勝利の美酒に酔えるか、それとも。

グレートマジシャン

あのフォイヤーヴェルクの弟、というだけで競馬ファンはドキッとするのではないか

デビュー前には「別の生き物」「凱旋門賞意識している」などと絶賛されつつ、いざ走り出したら負け続けでがっかり、ということで有名な馬である

ちなみに今でも現役で、障害重賞まで勝っているのだから普通に考えるとなかなか優秀なのだが、さすがに前評判が高すぎた。

というわけで、「フォイヤーヴェルクのように騙されるんじゃないか…」という不安意味でも、

「もしかしたら真の怪物は弟のほうなのかも…」という期待の意味でも、実績以上に注目されているのがグレートマジシャンなのだ

ちなみに母系ドイツ血統で、産駒の傾向から見ても、距離は伸びるほど良いのではないかと思われる。

ワンダフルタウン

鞍上和田竜二。あの覇王テイエムオペラオーの主戦だった男である

その彼が「オペラオーに近い」と絶賛する馬こそ、このワンダフルタウンなのだ

本当なの? マジでオペラオー? だったら鼻差圧勝してしまうじゃないか

青葉賞勝ち馬ダービーで勝てない、というのが競馬界のジンクスなのだが、はたしてどうなるか。

シャフリヤール

やはり見逃せないディープインパクト産駒。牡馬ではこの馬が筆頭格か。

兄に皐月賞アルアインがいる良血で、共同通信杯ではエフフォーリアに敗れるも、毎日杯で驚異のレコード勝ち

あえて皐月賞パスしてダービーに照準を合わせてきた。

鞍上福永祐一。3年前に悲願のダービー制覇を果たし、昨年は三冠馬ダービーを勝った男が連覇を狙う。

ヨーホーレイク

ディープ産駒なら彼を忘れてはいけない。

母クロウキャニオンは、毎年のようにクラシック戦線を賑わせる仔を産む名牝だが、

どうにもGIは勝てず「善戦マン」の印象がついている。

今年こそGIを、それもダービーを勝って、兄姉たちの無念を晴らせるか。

ちなみに馬主金子真人で、もしヨーホーレイクが勝てば、なんと5度目のダービー制覇である

ウマ娘的には…

エフフォーリアの父エピファネイアの母父がスペシャルウィーク

ワンダフルタウンの父ルーラーシップの母がエアグルーヴ

タイトルホルダーの父ドゥラメンテ祖母エアグルーヴ

タイムトゥヘヴンの母キストゥヘヴンの父がアドマイヤベガ

といったくらいであまり絡みがなかった。残念。

2021-05-21

府中2400mタウラス杯で環境の中心がゴールドシップってなんだよ!

ブコメで突っ込んでる人もいたけど、正直「だよな」と思う。

いくらウマ娘のゴルシが宣伝担当として初期から頑張ってくれてたとしても、「ちょっとこれはなぁ……」って感じ。

元ネタゴールドシップは明らかに東京競馬場が苦手な馬だった。netkeibaの戦績データでも引っ張ってきたらすぐわかる。東京で勝ったのは2歳の共同通信杯だけ。

ちなみに京都も苦手だった。菊花賞春天を一応勝ってはいるが、菊花賞は並み居るライバルが次々に故障回避した空き巣気味の勝利だし、三度目の正直の春天だってギリギリ、つーかあんなもんほぼ観客席からフェイムゲームだった。「フェイムゲームかぁ………」って呻いてるオッサンもいた。

ゴルシが府中と淀の何を苦手としてたかというと、長い直線である。最終直線の長いコースでは、キレる末脚が必要になってくる。ゴルシはどっちかというとバテない脚の持ち主だったので、直線が長いことはどちらかと言えば不利だった。よく言われる、スローで行って最後の直線よーいドン、なんて競馬が得意な馬じゃなかった。

古馬になってからのゴルシは府中淀で惨敗仁川で逆襲、というパターンを持ってたお馬さんだった。阪神内回りは直線が短く、2度の坂越えがあり、3角から下り坂。ラストスパートのために息を入れたくてペースを緩めようとすると逆に脚を使ってしまうようなコースであり、裏を返せばロングスパートで息の長い脚を使える馬が有利である。あと、例年阪神11Rは馬場が荒れるという特徴があり、これも荒れ馬場なんのその、スタパビルドのゴルシにハマる条件だった。

からゴールドシップ阪神では鬼のように強い馬だった。だからこそ、ロンシャンのフォルスストレートを大斜行して日本競馬の悲願を台無しにした牡馬三冠の半兄オルフェーヴルを、タックルで降した牝馬三冠ジェンティルドンナを向こうに回して宝塚三連覇(泡と消えたが)なんて話が出てくるわけだ。ゴールドシップという馬の特性阪神内回りというコース特性完璧に噛み合ってた。(余談だが、今年の春天ビワハヤヒデの時と同じく阪神外→内のコースで開催された。これはゴルシにとっては最高の距離コースで、もし春天が毎年阪神でやってたらゴルシはマックイーンの忘れ物(春天三連覇)を取ったろうと思う。尚これは素振りである)

ここまでダラダラ書いてきたが、要するに「ゴルシが強いのは仁川だろ、府中じゃねぇだろ」で終わる話である

ところで、府中2400という条件なら必ず名前が上がらなきゃおかしい馬がいる。東京レース場にとにかく強かった馬だ。

ウオッカである

勝ち星のほとんどを東京競馬場で挙げた馬である本質的にはマイル馬と言われているが、府中はコーナーがキツく直線が長いコースなので、必然曲がるために緩む。そこでスタミナを誤魔化して直線の切れ味で伸びる、というカラクリであるウオッカはこれがあるから府中の中距離なら勝てた。

で、タウラス杯、ウオッカ入れてグレードA1位獲った人いるか

いやほんとに。

チムレマイル用のビルドしかないっつーのも分かるけど、まっっったく有力馬としてウオッカ名前を聞かないのである

……おかしくない?ウオッカが弱くてゴルシが強い府中2400って何??

レア度の差なら分かるけど、両方同じ☆2じゃん。

……なんだかなーー!!!

ダービーすら獲ってない馬が環境の中心で、そりゃ一体どういうことだよと、まぁ多少は思っちゃうよ。

ここまでの文章ウマ娘新規がお送りしました。

春天その場にいたようなこと言ったじゃんって?現地映像というのがありまして。

うん、わかるー。こういうことするからオタクは嫌われるんだよな。

でも仕入れ知識を滔々とブチたいという欲求あんのよね。女相手マンスプキメるんじゃなくて、増田みたいな下水に流してるぶんまだ健全

ここまでの文章か「気持ちよく知ったかをキメる」という欲求にのみ基づいて書かれているので、サイゲは間に受けて調整とかしないでね。

じゃあの

2021-04-19

anond:20210417233914

あ、ごめんよ!

あれ書くのかなり下調べの時間執筆時間かかってたし、桜花賞の時は大阪杯の時より批判的な声も少し増えてたから、もうここらが潮時かなーって思ってたよ

需要があるなら春天とき書けそうならまた書きます

大阪杯アーモンドアイとの関係性を中心としたストーリー桜花賞阪神ジュベナイルフィリーズ参加者を中心としたライバル関係が見て取れたけど、皐月賞朝日フューチュリティホープフルという2つのG1レースと、かなり違う重賞レース弥生賞共同通信杯から参加者が集まってるからストーリーを思い描きにくかった、ってのもあります

春天なら古馬だしストーリー大丈夫そうかな

ダノンキッドだめでしたねーなんでやろ

僕はタイトルホルダー注目してたから、それ関連を少し買えてました

anond:20210416100947

すまねえ

 
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