「駝鳥」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 駝鳥とは

2011-10-21

夜がやってくる 石原吉郎

駝鳥のような足が

あるいて行く夕暮れがさびしくないか

のっそりとあがりこんで来る夜が

いやらしくないか

しかめもせずにその時刻に

なることに耐えられるか

階段のようにおりて

行くだけの夜に耐えられるか

潮にひきのこされる

ようにひとり休息へ

のこされるのがおそろしくないか

約束を信じながら 信じた

約束のとおりになることが

いたましくないか

2008-08-10

http://anond.hatelabo.jp/20080810013222

俺の出した例示(元は有名なゲームデザイナーの話だけど)ははっきり人が落ちてくるものだから、そのグレーゾーンとは別問題ね。

で、例えば原作者が自ら触れ回ったらさすがにみんな連想すると思うんだ。中には抗議する人もいるだろうし、それはそれでまっとうだと思うよ。間違ってない。

心を傷つけられるというのは多分に主観だろうが、主観だからって無視していいものではないだろう。倫理的にも、時には法的にも。

あのユダヤ人の気持ちが傷つくのはあいつの主観でしかないんだから知ったことか、ってのは普通に反倫理的だと俺は思うがね。

あと、「規制」と書いたのは「公権力による規制」という意味ではない。自主規制あたりを想定していたつもりだ。

本当に公権力が絡んでない倫理自主規制ならなんの問題も無いだろ。

というか、実際はほとんどの作り手が自分の倫理観に照らし合わせて正しい意味自主規制してる。その辺リミッター外れてる人もいるしいていいけどな。

実際には「表現の自由」が機能不全を起こしているところで公権力による介入を避けるために「倫理自主規制」という触れ込みで実質公権力のごきげんを伺うような業界規制をしていることが多いわけで、そっちの問題とは論理的に別だな。

残酷現実を見なかったことにして、それで安心したいなんて駝鳥平和をどれだけ貪ってるんだ。

お前がトリアージをしたんじゃないだろ。

お前がPTSDを患ったわけでもないだろ。

お前は何も残酷さに耐えてなどいない。ただカウチポテトくいながらネットしてるだけだ。

お前がいつどこで残酷現実を見据えたというんだ。ふざけるな。

http://anond.hatelabo.jp/20080810011957

だって、人間を「駒」と表現するのが逆に非人間的だと言われてしまうくらい、抽象度が高いわけだから。

だからこそ、テトリスが発想段階ではガス室ゲームだったらどうなるのか、というグレーゾーンの話をしている。それは抽象度が高いのか否か。結局それは主観じゃないのか。

あと、「規制」と書いたのは「公権力による規制」という意味ではない。自主規制あたりを想定していたつもりだ。

行為自体が実際に耐え切れないほど残酷だから携わった人の中にPTSDを患う人まで出るんだろ。何言ってんだ。そんな理屈で切り離せるようならだれも苦しまんわ。甘っちょろい。

だったら、救護なんかせずに見殺しにしようか。そうすれば「耐えきれないほど」の残酷さを味わう人間は誰も出なくて済むぞ。

そういうことだ。甘っちょろいのはお前らだ。

いい加減にしろ。

残酷現実を見なかったことにして、それで安心したいなんて駝鳥平和をどれだけ貪ってるんだ。

その幻想の安寧が乱されたからって、たとえ話一つでこれだけ人を追いつめられるお前らの方がどうかしてるよ。

たとえ話を無神経無神経というのなら、ホロコーストなんかを安易に例として持ち出すお前らは何なのだ。

この偽善者どもが。

 
ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん