はてなキーワード: 認知障害とは
最近流行の東京都の青少年健全育成条例改正案に関して、「都議会なんて飾りですか? - agehaメモ」という記事を読んだ。
なんて発言が議事録にあった、なんて書いてあって「いくらなんでも議事録に残るような会議でそんな過激な発言をしているわけねーだろ」とか思ったので、実際に調べてみた。
ちなみに、以下の議事録は都議会の議事録ではなく、東京都青少年問題協議会の議事録です。要は都議会で議論する前に条例改正の方向性や詳細を詰める根回しの会議の議事録です。
大葉さんや新谷さんは議員ではなく、その協議会に招かれた有識者です。
PDFなあたり、お役所仕事を感じるわけだけど、まあ諦めて適当に拾い出して検索していく。
私は、青少年が見なければいいとか、そういっただけではなくて、実際に写真じゃなくて漫画だから被害者はいないだろうではなくて、全体でどうしてこんなに小さい子どもが性被害に、昔からこうだったのか。なぜこうなったのか。本当に増えていると思うんです。やはりアニメ文化とか、ロリコン文化が絶対助長していると思います。
発言者は新谷委員。
個人の思いを表明するのは構わないけれど、せめてデータで証明してください。ちなみによく言われることだけど光源氏の時代からロリはありましたぜ。平安時代と今の時代だったら確実に今の時代の方が被害率は減っていると思うなぁ。(印象論のうえに、比較の対象として間違っていると思うので削除。ちと感情的になりすぎました)
ちなみにこの後、「幼女が対象のエロ漫画が存在している社会自体がおかしい」という発言までしてます。
具体的にはこんな感じ。
子どもに見せなければいい、大人は幾らでも子どもはぐじゃぐじゃに楽しんでいる。そういったものを販売してもいい、規制もないというのは、そのこと自体が社会全体で私はおかしいと思うんです。だから、大人が見るものであっても、幼児がこういうふうにされているようなものが平気で存在できるという社会自体がおかしいと思う
引用元:同36ページ
いや、それは極論過ぎじゃありませんか?
世の中「存在してはいけない」なんてものはないと思うけれど……全般的に新谷さんの発言を追っていくと、なんか「正しいくて浄化された世界」を望みすぎな気がする。SFでありがちだけど、そんな世界は私はやだなー。ZAPされたい(w
ロックなんて音楽と言えないという大人と、ロックを貫く若者って昔懐かしの物語の構図を思い出した。
問題は「性愛」はそれこそ人類始まる前からの永遠の話題ってことか。それだけに、一朝一夕でこういう考えの人がいなくなるなんてことはないだろうなー。
この新谷さん、結構かっとばしていて都議会なんて飾りですか? - agehaメモの「何で実在しない児童だと許されるのか全く理解出来ない」という発言もこの方。
(女性蔑視の表現が許されないことを例にあげ)何で子どもだけ、特定でないとそういったものが許されるのかというのが全く理解できない。女性蔑視、それと同じだと思っております。
女性蔑視の表現が条例で禁止処分になっているとは、寡聞にして知りませんでした。
人権団体の抗議で、ちびくろサンボが自主規制したのは聞いたことあるし、女性蔑視の発言で議員が雑誌等でつるし上げ喰らっているのはよく見るけれど。
実際に行ったら犯罪行為のことでも個人で思想するだけなら自由、という基本的なところが抜けている気がする。
基本的なところが抜けていると言えば、新谷委員他にもこんな発言をしている。
アニメ、漫画と言っているので、文学の世界でどういう表現が認められて、世界的な作家がどうというのは全く関係がない。今回はアニメ、漫画に特化していますので、文学として性表現がどうのこうのということと全く違うと思います。そこは分けて、それは違うとはっきり言えると思うんですね。文学の問題を、アニメ、漫画の問題に持ってくるのは、この前もおかしいなあと思ったので、それは違うと思います。
文学とアニメと漫画と、この法案が規制する「表現」というもので一致していることに、なんで気がつかないのだろう?
文章を素直に受け取ると、「絵画媒体はダメだけど、文字媒体なら少女性愛もOK」というふうに受け取れるのだけど、まさかそんなバカなこと言ってないよね?言ってない、と信じたい。
他にも第八回は見所がいっぱいw
例えば、都議会なんて飾りですか? - agehaメモの記事の中で、一番目を疑った「漫画家達が凄い数の抗議メールを送ってきたのは、どう考えても暴力だ」というのは28ページの大葉委員の発言。
漫画家の方たちがすごい議論を持ってきて、何とか法制化するという人たちに対して攻撃をするということだったんですけれども、どう考えても暴力で、エビデンスを出す時間もない、必要もないぐらい暴力ですね。
いや、少しはオブラートに包めよw
あんたら「表現の規制」という重要法案に取りかかっているんだから、異論を持ち込まれたらお互い納得するまで(せめて、妥協点を見つけるところまで)は議論につきあわなきゃいけない立場だろ。
この発言が議論の終わった後で、給湯室とか自販機の前で同僚と愚痴りあうっていうのなら、分かるけどさ。
なんか、この大葉さんからは「私は正常です。でも、あなた方は異常なので規制します」という凄く上から目線を感じてしまう。
例えば、次の発言とか。
性同一性障害という同じ位置づけで、子どもたちに対する性暴力を好む人たちを逃がしていくとしたら、障害という見方、認知障害を起している人たちという見方を主流化する必要があるのではないかと思うんです。
その後、「そういう人間の居住情報を公開する必要があるのではないか」という発言まで発展。それなんてメガン法。いや、犯罪を犯す前からだからもっと酷いか。
なんかすんげー長文になっちゃった。スマンっす。
でも、議事録を読んでいて「ああ、この人達は本気で規制すれば解決すると考えているんだ」とか思った。
例え、今回条例の改正案が通らなくても、彼等は絶対もう一度同じように改正案をあげてくる。
彼等は本気だ。
げ、一晩空けたら450オーバーのブクマに15のトラックバックって何事!?
みんなそれだけこの問題に関心があるんだなぁ……と感じるほかに、ちょっと恣意的に、具体的に言えば規制推進派に悪意を持った引用の仕方をしてしまっていて、そのせいで「賛成派はダメだ!」と感情的に思わせてしまったり、しなかったりで、ちょっと反省しています。
さすがに上記みたいな議事ばっかりじゃないです、たぶん。
横ですが。
「したら」となっていますね。だからそれは、単なる前提条件。
そういう特殊な括りで、それらの嗜好を許容しろと言うのなら、とでも言った感じ。
むしろ同一視はしたくないのじゃないかね?
そして、続きがこれ。
障害という見方、認知障害を起している人たちという見方を主流化する必要があるのではないかと思うんです。
つまりは、それらの人は特殊な認知障害を起しているのだ、と広く世間に広めようとしているわけ。
さて、ここで面白いのは、この文章。
例えば児童に対する児童ポルノの愛好者の人たちが児童に悪影響を与えるとか、漫画のひどいものが出ているといったら、その人たちはある障害を持っているんだというような認識を主流化していくことはできないものかというのを、お話を聞いていて思いました。
【児童に悪影響を与えるとか、漫画のひどいもの】それを誰が判断するかはさておき、これらを嗜好することを、障害と出来ないかと主張しています。
【性同一性障害】の既定とは著しく違い、「悪影響」「ひどいもの」と言葉をならべて、それらを「障害」と既定するのですから、そのレッテルを貼られるということがどういうことか、想像に難くないでしょう。
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/09_28ki_menu.html
http://yama-ben.cocolog-nifty.com/ooinikataru/2009/09/post-cce7.html
例えば児童に対する児童ポルノの愛好者の人たちが児童に悪影響を与えるとか、漫画のひどいものが出ているといったら、その人たちはある障害を持っているんだというような認識を主流化していくことはできないものかというのを、お話を聞いていて思いました。
性同一性障害という同じ位置づけで、子どもたちに対する性暴力を好む人たちを逃がしていくとしたら、障害という見方、認知障害を起している人たちという見方を主流化する必要があるのではないかと思うんです。
証拠もないのにという議論を突破できるような対策も考えていきたいなと思いました。
漫画家の方たちがすごい議論を持ってきて、何とか法制化するという人たちに対して攻撃をするということだったんですけれども、どう考えても暴力で、エビデンスを出す時もない、必要もないぐらい暴力ですね。
こういう事を公の場で平然と言い放てる連中なんだよ。
「創」1月号に、長岡義幸氏の執筆による「児ポ法、青少年条例など性表現規制の動き」という記事が載っていた。
この記事には、国政の動きと都政の動きが載っている。
国政に関しては、今までの児童ポルノ法改正問題のあらすじと、11月にあった水面下の動きについて取り上げ、
保坂展人氏が水面下での動きについて背景を語っていました。
取りあえず、俺が中心的に取り上げるのは東京都青少年問題協議会の話題。
「認知障害」発言をはじめとした、青少年協議会委員のトンデモ発言が取り上げられているが、
今後の予定についても載っている。曰く、
12月17日に非公開の専門部会を開いて最終的な確定作業の後、来年1月の総会では都知事に答申を手渡すことが決まった。東京都は答申を受け取った後、青少年条例の改定案を策定、新年早々には都議会に諮る予定だ。
槍玉に挙がっている「児童を性の対象とするマンガ」6部(いずれもエロマンガ)のうち、都がすでに不健全図書に指定しているのは1つだけだそうだ。
あと、「ラブコミック」として槍玉に挙がっているのは『レンアイ至上主義』と『僕は妹に恋をする』だ。
取りあえず、一旦ここまで。
これを見る限りパブコメは無視されそうだが、書かないよりはましだから書く。
聞き捨てならない。
認知障害は、自閉症、認知症、精神障害、発達障害などが含まれる広い概念だ。
中にはいるかもしれないが、ごく一部だ。
第一、特殊な性的嗜好の持主が何らかの障害を抱えているとしても、
性同一性障害と同じく持って生まれた嗜好だという事で、子供に対する性暴力漫画を好む人達を放免とするのであれば、彼らは認知障害を起こしているという見方を主流化する必要があるのではないか。
という発言について、
俺は電凸初めてだからうまく話せなかったけれども、
「性同一性障害と同じく持って生まれた嗜好だという事で、子供に対する性暴力漫画を好む人達を放免とするのであれば、彼らは認知障害を起こしているという見方を主流化する必要があるのではないか。」という発言は、認知障害者に対する差別や偏見を助長するのではないか? そのような不適切な発言をする人物が青少年問題を語るのは問題視すべきではないか?
と質問した。すると、電話の相手の方は
確かに、偏見を助長する発言ですね。
という趣旨の発言をしてくれた。
相手が関心を持ってくれたので、
「第28期東京都青少年問題協議会議事録がネット上に公開されているので、詳細を知りたければそちらをご覧ください。」
と伝えた。
何せ初めてだし、電話も下手な俺だからうまく伝えられなかったかもしれない。
ただ、向こうも話せば関心を持ってくれるはずなので
参考
もう、お前らは知っているかもしれないが、東京都青少年問題協議会で、
認知障害者、精神障害者、性同一性障害者に対する差別発言があったので、晒しとく。
先ほど、性同一性障害と同じような位置づけで見ていくことが大事という議論があったんですが、大変深いところになるとは思うんですけれども、どう考えても社会からの集団暴力になってしまう、このまま放っておくと、被害にあった子どもたちに対して生き殺しというか、集団暴力以外の何ものでもないと思うんです。そのために何をするかというところで、こういったものが世の中にはあるよね、不潔で気持ち悪いし本当に嫌だけどあるよねというところが現状、育児をしている者たちのリアリティで実感です。
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/09_28ki_menu.html
性同一性障害と同じく持って生まれた嗜好だという事で、子供に対する性暴力漫画を好む人達を放免とするのであれば、彼らは認知障害を起こしているという見方を主流化する必要があるのではないか。
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/09_28ki_menu.html
彼らに認知障害があり、暴力的だという事が分かっていれば、証拠が無いのに法規制出来るのかという主張を論破出来る。そうした対策を考えていきたい。
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/09_28ki_menu.html
名誉毀損で訴えたいところだが、特定の人物や団体の名前を挙げているわけではないので、
残念ながら名誉毀損は成立するわけがない。
そこでだ。
障害者団体にこの事実を知らしめ、差別発言に対し抗議してもらおう!!
以下、認知障害者、精神障害者、性同一性障害者の団体のリンクと連絡先を掲載しておく。
これらの団体に問題発言を紹介し、差別発言に対し、厳重に抗議してもらうように呼びかけよう!!
他にもあるはずだから、各自調べておくように。
俺も調べておく。
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