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2016-06-27

米国大統領選の世論調査

米国大統領選、トランプ氏が支持率ヒラリー氏に差をあけられつつある、というニュースが出ているが、これ、ブラッドリー効果とかその類じゃなくて?

トランプ氏に投票するって答えたら差別主義者とか思われそうで嫌だから調査にはヒラリー氏って答えるけど実際にはトランプ氏に投票する」みたいなの。

2008-11-11

http://anond.hatelabo.jp/20081111165058

既婚で妻以外の女性セックスするつもりはなく、ただ一般論として「女性結婚するまでは処女がいい」などと語っているのなら

(賛同するかは置いといて)気持ち悪くはないけれど。

それならだいたい自分の感覚とも近い。

欲望の対象として「処女」という属性重要なものとみなすのはガキっぽいというか、性的なものへのコンプレックスと嗜好が一体化しているようであまり愉快なもんじゃないね。多分処女厨房をガキっぽい、と思う人は、そういう潔癖性・コンプレックス丸出しの態度と、個別の女性パーソナリティを無視した評価の姿勢を見て「ガキっぽい」と感じているんだろうな。

個人的には処女厨と罵られる人間も不憫だなと思う。その手の人々の一部にとっては、処女非処女の区分はもう理屈や理性の問題じゃなくて、生理的感覚にまで行き着いてしまってるから。そういう刷り込みを受けて育ってしまった人間は、女性と付き合っても幸せになれる可能性が低いだろうし、そういう感覚感性を持っているということさえ非難の対象・未成熟の証とされてしまう、というのはあまり愉快な経験ではないと思う。

今はもうそういう時代じゃないのだから、彼らもそんな前時代の遺物的感情は一種のトラウマと思って諦めるしかないんだろうけどさ。

こう書いている自分の中にもそういう無意識の「処女信仰」めいたものがかなり強く残っていると感じることがあって、物凄いアンビバレントな気持ちになることがある。正直、連中に石が投げられるのなら、俺も石を受ける必要があると考えている。

何故かと言えば、処女性に拘らない、という態度を意識的に持つことは、もしかすると逆説的に自分が処女性を意識している、ということと表裏一体でしかなく、こういうタテマエ臭い態度が、いざというときにブラッドリー効果みたいなことにならない、とは言い切れないんじゃないかと疑っているからなんだが。そういう風に考えると、酷く自分自身に嫌悪感を覚える。もちろん、結婚恋人を作るという選択をした時に、自信を持って「処女非処女という属性になど囚われずに彼女を選んだ」という確信があれば、こういう不安感・猜疑の気持ちというのは消えてなくなるのだろうけど、残念ながら今のところその機会には恵まれていない。だから、未だこういう疑念を拭い去ることが出来ずに居る。

あるいはそういう機会があってもまだ猜疑心は抜けないものなのかもしれないんだけど。そう考えると憂鬱になる。

さっさと処女非処女とかいうくだらない話題が盛り上がらない時代が来ればいいのになと心底思う。

2008-11-07

オバマという違和感 

この二年間、大統領選注視してきた。オバマ氏だろうなという空気に覆われつつも、ブラッドリー効果も懸念されていたが直前の金融危機に救われた感がある。運の強さという何物にも代え難い才能を持った彼は祝福され期待を持って迎えられて当然だ。

アメリカ初の黒人大統領という黄金の冠をつけて評されるであろうオバマ氏の経験値は未知数。

議員経験も、少なすぎる。

自分は極めてリベラルだと信じて今日まで暮らしていたが、これまでおよそ差別と判断されてしまうような出来事が未経験人間としては、それでも、このオバマ大統領誕生にどうしても一抹の違和感を抱かざるをえない。

カラードと呼ばれる人々の苦難の歴史について語られた多くの書や映画を通して、それなりに知識を持っているつもりではあるが、閉じた極東の平凡な暮らしをしてきた自分には、やはりあまりに遠い国の物語だったのだなと思う。

奴隷として輸入された多くのひとびとの苦労があって今日がある。わかってる。

黒人だから当選したなんて逆差別甚だしいことであるし、勿論、誰もそんなにナイーブではない。

オバマ氏のインテリ臭が全面に出ているハンサムな雰囲気、平易な言葉でありながら、声の抑揚、決して大袈裟すぎない身振りや手振り、全てがカリスマ性という一言に収斂していくのもよくわかる。

かつてケネディビル大統領に選ばれたときのように、若いリーダーを支持する米国社会というものに驚きを禁じ得ないわたしとは

偏狭な人間なのだろうか。まだ30代になって間もない若さなのに。正直なところ、わたしは白人黒人について乱暴な言葉を使えば

「どうでもいい」と思っている。そう思うことこそが重要ではないのかとさえ思っている。

注目されるべきは、経験であり掲げる政策ではないのかと思いながらみていた。現ブッシュ政権への否を突きつけた結果であるという皮肉が、オバマ大統領を生んだ要因であることは彼が持つ「天の利」の強さの証左だ。

建国以来の民主主義を標榜する国として、やっと歩み始めたのだろう。

ヒスパニックアジア系アラブ系とさまざまな人種大統領の登場が訪れるまで、あとどのくらいだろうか。

そのとき、どのような言葉でもって米国という国について語るのだろう。

その未来が、民主主義を体現する国家であることを願ってやまない。現在イラク兵として出兵している人々の多くが低所得者層の出身で、PTSDに苦しみ負の連鎖を生み出してしまうような弱者の上に成り立つ繁栄の国家ではないことを真に祈る。

追記

あ、それとアファーマティブアクションは今後どうなるんだろう?同性婚については?気になるなあ。

 
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