2024-11-06

夕飯を終え、ソファに腰を下ろすと、ぺこらがすぐに隣にやってきた。

少し照れくさい様子で、なんだかソワソワしている感じ。

「べ、別に一緒に座りたかったわけじゃないぺこ!ただ、ちょっと疲れただけなんだから!」と、ぷいっと横を向くぺこら。

 

俺がぺこらの方を向くと、彼女は少しだけ肩をすくめた。

それでも、なんとなく体を少しこちらに寄せているのが、なんだか嬉しい。

けど、やっぱり素直に甘えるのは照れくさいのか、顔はそっぽ向いている。

 

しばらく黙っていると、ぺこらが突然口を開く。

「な、なんかテレビでも見るぺこ…?」と、あくまで気を使っている感じだけど、目線ちょっとだけ俺に向いているのがわかる。

 

その後、しばらく静かな時間が流れたけど、ぺこらが突然小さな声で言う。

「ありがとね、今日は…一緒にいてくれて、楽しかったぺこ……」と、少し顔を赤らめながら、照れくさそうに俺に向かって微笑む。

 

その笑顔に、思わず胸が温かくなる。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん