トランスジェンダーの割合は人口比率約0.7%程度と言われている。仮に平均して一日に10人程度新しい人とすれ違っていると仮定すると(多過ぎだろうか?)、一年でおおよそ3650人とすれ違っていることになる。そのうちトランスジェンダーの人数は25人程度。もちろんこれは均一にバラけていたらという話で、実際には二丁目とかに多く集まっているとか、田舎にはいづらくて都会に移動しがちとかあるだろうから一概に言えないが、東京や大阪、福岡などならこのくらいかそれ以上の人数のトランスジェンダーとすれ違っているだろう。一年で25人程度、月に2人程度のトランスジェンダーに気づくなどということがあるだろうか。
自分は都会住みで多くの人を見かけるし、トランスジェンダー当事者だから他のトランスジェンダーを見極める目も非当事者よりはあるつもりだが、はっきり言ってそんな人数に気づくことはまずない。もしこの人数に達していないなら、その差に埋没トランスジェンダーが含まれている。
そもそも都会だと人をジロジロ見ないからね
いずれにせよ、気づかないということだ。ちなみに、経験上、パスできていないと都会でもジロジロ見られる。もしくは目を逸らされる。