頭の中ではいろんなこと聞いてほしくて、嫌だったこととか弱いところとか自分のことたくさん話して
でも実際に推しの前では、自分と相手同じ位話せたらとか、そういうこと考えて
誰がそんなふうに思わせたのだろう
言うまでもなく彼女だ
わたし、わたし彼女のことが好きだった。好きっていうのは、彼女から良く見られたくて、彼女みたいになりたくて、だから彼女みたいに誰かを助けられるような人でありたかった
彼女は何でも聞いてくれるってわかってた。だから、聞いてほしいことは全部飲み込んだ。代わりに一生懸命彼女への質問を考えたり、彼女の負担にならない話題を考えた。
わたし、彼女の前では、彼女とおんなじくらい立派になりたくて、とっても頑張ってたんだ
それで今も 彼女にだけは 胸を張りたくて
ねえ ここにゃ
...きいて、わたしさあ
でもね、わたしは頑張れない自分しか知らなくて、自分への信頼なんて全然なくて
だけど
あなたには胸を張りたいって、今も思うよ
実際はまだまだ這いつくばってて張る胸もなくても
それでも努力くらいはみせたいって
なんでかって
褒めてくれたから
だから頑張りたいよ
ここにゃ