2023-07-15

君たちはどう生きるか」が失敗作であること

観客が作品本体の話で盛り上がるのではなく、作品の中に自伝的要素を探しはじめてあーだこーだやりはじめると失敗作の証拠で、かつは黒澤明の『夢』、ジョージ・ルーカスのプリクエル、コッポラの『ゴッドファーザーPart3』なんかもそうだった。作品として強度が弱くつまらいからこういう現象が起きるのだが、たとえ自伝だったにせよ、作家人生のうち我々に見えているものなんか0.01%もないわけで、作家が何に何を投影たかなんて全く関係ない観客が正確に理解できるわけもなく。

老境に入ってから作品といっても『かぐや姫の物語』とか『アイズ・ワイド・シャット』とかそんな現象は起きなかったでしょ? 優れた作品とはそういうもの作品本体の話で盛り上がれるもの

  • なんでブログじゃなくて増田で書くの? ブログでやりなよ

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