2023-06-09

戦争賛美の作品って何?という認識が人によって食い違っている

「作者が戦争賛美のつもりで作っていなければ、それは戦争賛美の作品ではない」という人もいる

「読者が戦争賛美と受け取ったなら、作者の意図無関係にそれは戦争賛美の作品だ」という人もいる

興味深い現象

まとめておこう

作者の意図読者の受け取り方
A-1 戦争賛美のつもりで作成戦争賛美と読み取った
A-2 戦争賛美のつもりで作成特に作品に込められた意図意識しなかった
A-3 戦争賛美のつもりで作成反戦と読み取った
B-1特に意図を込めていない 戦争賛美と読み取った
B-2 特に意図を込めていない 特に作品に込められた意図意識しなかった
B-3 特に意図を込めていない 反戦と読み取った
C-1反戦のつもりで作成戦争賛美と読み取った
C-2 反戦のつもりで作成特に作品に込められた意図意識しなかった
C-3 反戦のつもりで作成反戦と読み取った

個人的には「読者が戦争賛美と感じればそれは戦争賛美の作品(ただし他の人の同意を得られるとは限らない)」というスタンスにしておこう

まりA-1、B-1C-1

一方で、作者の意図を重視する人は、A-1、A-2、A-3を戦争美作品とみなす……か?

なんかこのスタンスの人でもB-1C-1戦争美作品とみなす気がしないでもない

ついでに言うと、作者の意図が明らかになる作品って多くない気がする

作者の意図関係なくて結局読者がどう受け取ったかだけで決まりそうな気がするんだよな~

作者が反戦だと言ったから読者である私もこれを反戦と受け取るという風に影響を受ける人はいるだろうけど

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