あなたは昔、私にたくさんの道具を分けてくれましたね。
あの頃の私は道具の使い方がわからず、ひとしきり遊んだあとどこかにしまってしまいました。
その道具が使える場面でも、そのことに気づかず、違う道具を使い怪我をしてしまいました。
そんな私を見てもあなたは、「今はその時じゃない。いずれ使い方がわかる」と、優しく見守ってくれましたね。
それなのに私は、あなたのもとにいることが苦痛でした。
今考えればきっと、どこにいても苦しかっただろうなと思います。
いつだって問題はココロの中にあったからです。
それを見ないふりして生きている人はたくさんいます。
なぜ自分はそれと向き合わなければいけないのか。
意味がわからず何度も何度も同じことを考え、あなたを憎んでしまいました。
ごめんなさい。
ありがとう。
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