2022-03-26

[]白黒論争

1970年代鹿児島県で繰り広げられた、豚に関する論争。

黒豚バークシャー種)は品質が高い一方、白豚よりも発育が遅く生産性で劣っており、これを残すべきかが争点になった。

もとは県庁内の争いだったが、やがて畜産技術者農家を巻き込み、県全体が「白豚派」と「黒豚派」に分かれる事態に。

最終的に時の県知事によって「黒豚を残す」という決断がなされ、論争に終止符が打たれた。

しかしその後も経済効率で勝る白豚への転換が進み、黒豚鹿児島県内においてもマイナー存在になっていった。

(後にバブル期グルメブーム全国的に見直され、現在に至る)

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