2022-02-05

こういうふうに終わるとは思わなかった

中学生の頃くらいから「どう考えてもこの世界終わるだろ」と思っていて、

筒井康隆が「人類キレイに滅亡できるほど善行を積んでない」みたいなこと書いてて

なるほど核戦争で一瞬、っていう終わりかたはなさそうだなと思ったり、

太宰治の『右大臣実朝』で「アカルサハホロビノスガタデロウカ」って書いてあって

そうか世の中が沈滞ムードのうちは終わらないのかもなと考えたりしながら、

終わりを見られる世代に産まれたことをラッキーと感じられるくらいに終わるさまを楽しもうって決めてたけど、

こんなふうな雑で惨めな感じで終わっていくとは思わなかった。

詩情がないよ。

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